2022年 F1バーレーンGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
2022年のF1世界選手権 開幕戦バーレーングランプリの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を公式タイヤサプライターのピレリが発表した。

ピレリは、開幕戦の舞台バーレーン・マリーナ・サーキットに昨年よりも1段階硬いC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)とレンジで最も硬いコンパウンドをノミネートしている。決勝ではハードとミディアムのいずれか1セットを使うことが義務付けられる。

また、2022年のF1世界選手権では、トップ10ドライバーが予選Q2でタイムを出したタイヤでスタートしなければならないという“Q2タイヤルール”が廃止。全ドライバーがスタートタイヤを自由に選べるようになった。それにより、戦略がさらに複雑化する。

ピレリによると、2022年バーレーングランプリの最速のタイヤ戦略はソフト-ハード-ソフトと繋ぐ2ストップ。この場合はソフトのウインドウが15~21周目となる。2番目に速い戦略はソフト-ハード-ソフトと繋ぐ2ストップで、ソフトのウインドウは14~20周目となる。

F1開幕戦 2022年バーレーングランプリ 決勝:タイヤ戦略予想F1開幕戦 2022年バーレーングランプリ 決勝:持ちタイヤ数

マリオ・イゾラ(ピレリ モータースポーツディレクター)
「予選では、ようやくすべてのチームの本当のペースが分かった。FP2と同様の涼しい気温と、今週末に選択されたレンジで最も硬いタイヤにより、タイヤのウォーミングアップはわずかだった。特に夕方になると路面温度が下がった。予選戦略のもう一つの決定的な要因は、今年、ドライバーがQ2にベストタイムを記録したタイヤでレースをスタートすることを義務付けたルールの廃止だった。その結果、誰もが明日、完全に平等なフィールドでレースをスタートし、今夜の焦点はレース戦略に移り、どのタイヤからスタートかが決まる。コンパウンド間に大きなパフォーマンスギャップがあり、新しいF1が日曜日にレースデビューするため、すでに難しい決定に別のレベルの複雑さを追加する。土曜日と比べると少し暖かいコンディションと2回のピットストップが予想される。しかし、一部のドライバーが何か別のことをする余地があるかもしれない」

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カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP / ピレリ