2022年 F1バーレーンGP予選:ドライバーコメント(1番手~10番手)
2022年のF1世界選手権 開幕戦バーレーングランプリの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。
3月19日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットでバーレーングランプリの予選が行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)ガポールポジションを獲得。2番手には0.123秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が入った。
前2列にはスクーデリア・フェラーリとレッドブル・レーシングの4台が並び、昨年のチャンピオンチームであるメルセデスF1は、ルイス・ハミルtンが5番手、ジョージ・ラッセルが9番手で予選を終えた。
1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「僕たちが戦いに戻るのは時間の問題だと分かっていたし、チーム全体が僕たちの車を本来いるべき場所に戻すために成し遂げてくれたハードワークに感謝したい。今日の結果には僕たち全員が満足しているけど、同時に競争相手は強いので、リラックスすることはできないし、プッシュし続けなければならないことを認識している。ここまでの週末で僕たちにはショートランに集中してきたし、テストで重い燃料でのラップをたくさん重ねてきたので、様々なシチュエーションでのマシンを知ることができているし、感触はいい。今日の最もトリッキーなパートは、右のタイヤをウインドウに入れることだったけど、最後にすべてをまとめることができたし、ポールに返り咲くことができて本当にいい気分だ」
2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「全体として、悪いポジションではない。もちろん、常にもっと良い結果を望むものだけど、これはシーズンのポジティブなスタートだ。僕たちが良いレースカーを持っているということが重要だと思うし、シーズンのスタートではまだまだ学ぶことがたくさんある。Q2は良かったけど、Q3は少しバラつきがあったし、あまり適切なバランスが取れていなかった。 オーバーステアとアンダーステアがあったので、コーナーを実際に攻撃することはできず、ラップをまとめるのは非常に困難だった。そこは調査する必要がある。もちろん、フェラーリは非常に拮抗しているし、厳しい戦いになるだろう。彼らには2人の強力なドライバーがいるので、エキサイティングな戦いになるだろう。 明日は気温が高くなるので、タイヤは少し厳しくなる。チームとして、僕たちはレースでどれだけ競争力があるかを見なければならない。シーズンは長いし、多くのことが起こる可能性がある」
3番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「予選までは簡単な週末ではなかったけど、今日の午後は非常に力強いパフォーマンスをまとめることができた。最後のアテンプトまでポールを争うことができたのは良いニュースだ。トップのギャップはすべてのセッションで非常に狭かったし、全体として、今年の最初の予選にあまり失望してはいない。この結果を出したシャルル、そして、このような競争力のある車を提供してくれたチーム全体を祝福したい。有望なスタートだ!レースに向けて、実際のロングランで見たものからはまだやるべきことが少しあると思うけど、最大限の力を発揮していく。明日のレースが待ち切れない」
4番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「明日については楽観的だし、レースでは何が起こるか分からない。今日は車から100%を引き出すことができなかった。それでも良いスタートポジションだし、決勝ではいくつかのポジションを取り戻すことができることを願っている。 他のチームがそこにいて物事をより競争力のあるものにするのは素晴らしいことだけど、長い道のりだし、重要なのは明日だ。すべてをまとめることができていれば、P3は可能だったと思う。最終コーナーをやり直せるならね。少し縁石に乗りすぎてしまった。グリッドのクリーンサイドからスタートできれば良かっただろう。でも、ここでは多くのオーバーテイクができる可能性があるし、フェラーリと戦い、ファンのために良いレースをすることができることを願っている。それを楽しみにしているし、強力なラップ1と強力なペースを望んでいる。目標は、少なくとも表彰台に上がり、チームのために1-2を獲得することだ。 僕たちはフェラーリと戦うための良いポジションにいると思う」
5番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「セッションは厳しかったけど、先週の問題を考えると、僕たちが成し遂げたことを本当に誇りに思っている。僕たちの前にいる人たちは、現時点では別次元だけど、明日はスタートと戦略で勝負できることはたくさんあるので、少なくとも持ちこたえて、彼らと戦いにとどまれることを願っている。僕たちは勝つための十分な速さではないけど、週末の前からそれは伝えていたことだ。先週はさらに遅れているように見えたけど、僕たちは改善を果たしたし、近づいているので、僕たちが達成したことと、到達した場所を誇りに持っている。来週も少しずつステップを果たしていって、彼らを追いつめられるようになることを願っている。改善は僕たちの総力を結手した努力によるものだし、僕たちはできり限り一生懸命に取り組んでいる。まだ長い道のりなのは分かっているけど、僕は挑戦が大好きだ」
6番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「チームとの最初の予選で3列目に入ることは大きな成果だし、僕とチームの両方が満足する必要がある。僕のセッションは本当にスムーズで、すべての走行で少しずつ改善することができた。それが予選でやろうとしていたことだ。僕たちがここにいることができることを示しているので、僕たちにとって重要な瞬間だ。現場とファクトリーの全員が行った仕事を誇りに思っている。Q3に進出するるチャンスがあることは分かっていたけど、全員が持っているすべてのものを出してきたときに、実際にそれを達成できて良かった。今、僕たちはレースに焦点を合わせている。僕たちのロングランペースはシングルラップよりもさらに良く見えたので、戦えると思う。トップ4はおそらく誰にとっても手の届かないところだけど、メルセデスとのバトルができれば素晴らしいだろうね。いずれにせよ、これが僕たちの旅の始まりであり、後ろではなく、前を見ている。目標はチェッカーフラッグを受けて、ポイントを持ち帰ることだ」
7番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「クレイジーだ。これ以上の結果は望めない。言葉にならない。ここ数週間は正気とは思えないものだった。ここに来て、車について学び、かなり良い車かもしれないと思っていたし、実際にどれくらい良いかを見るのに今回の予選についてかなり心配していたけど、本当に良いことが判明した。1セットのタイヤでQ3に到達した。Q2では1セットしか走らなかった。最初の走りの後、4番手くらいにいたと思うし、最終的に7番手になった。その後、修正に時間がかかる問題が発生したため、Q3でも1回しか走らなかったけど、それでも7番手を獲得できた。。とにかくかなりクールだし、スタートするのが待ち切れない」
8番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日の予選には満足している。冬のテストの後、チームがパフォーマンス面でどの位置にいるかを正確は知ることはできないからね。毎シーズン、ポジティブなサプライズとネガティブなサプライズがある。だから、2台の車がトップ10を争うのを見れたのは良いスタートだ。エンストンとヴィリー・シャティヨンで冬に行われた作業は明らかに成果を上げているし、車の感触はいい。開発は順調に進んでいるし、これからはコース外でも効率的である必要がある。明日、新しい車がどれだけ戦えるかを見るのは興味深いけど、グリッドがいくらか変化しているのを見るのはすでに素晴らしいことだ。目の前の車を追いかけるのが以前より楽になったように思う。それがより多くのコースのアクションを提供するかはまもなくわかるはずだし、最初の数周は興味深いものになるだろう。タイヤデグラデーションとその結果としてのレース戦略は、明日の重要な考慮事項になるだろう」
9番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は僕にとって理想的ではなかった。Q3の方がQ2よりも1秒遅くった。Q3のための新品タイヤは1セットしかなかったので、アウトラップで別のことを試しましたけど、うまくいかなかった。フェラーリやレッドブルと戦いたいので、何かやってみてよかったんだ。ワンショットしかなかったのでリスクが高すぎたかもしれないけど、僕たちは5位や6位に落ち着くのではなく、表彰台と勝利をかけて戦うためにここにいる。僕たちの車のペースは間違いなくフェラーリとレッドブルに遅れをとっていて、残りミッドフィールドより前にいるので、明日の目標はそのグループの前にいることだ。現在、僕たちは車に関する広範囲の問題を解決するために、本当にあらゆることを試みている。レギュレーションの変更により、何かが起こる分からないことは誰もが知っていた。唯一の有望なことは、大きな問題があっても依然として3番目に速いチームだということだ。すべてを素晴らしいと感じていて僕たちがこの立場にいたら少し戸惑うだろう。 明日は決勝だ。全力を尽くす」
10番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
「今日は本当にうれしい。予選で苦戦することは分かっていたので、Q1で3セットのタイヤを使ったスタートしたけど、Q2では本当に強力なラップができて、1セットの新品タイヤだけで通過できた。予選にむけて僕たちにそれができるとは思っていなかった。もちろん、もっと戦いたいと思ってはいるけど、現時点ではやらなければならないことがいくつかあることは分かっている。プラクティス、特に気温の低いコンディションでのパフォーマンスを考えれば、今日は本当に満足すべきだ。新しい車での初レースなので、明日がどうなるかを予測するのは難しいけど、プラクティスでの感じでは良いレースになると思う。ポイントを目指していくし、多くのポイントを獲得できることを願っている」
カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP / F1ドライバー
3月19日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットでバーレーングランプリの予選が行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)ガポールポジションを獲得。2番手には0.123秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が入った。
前2列にはスクーデリア・フェラーリとレッドブル・レーシングの4台が並び、昨年のチャンピオンチームであるメルセデスF1は、ルイス・ハミルtンが5番手、ジョージ・ラッセルが9番手で予選を終えた。
1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「僕たちが戦いに戻るのは時間の問題だと分かっていたし、チーム全体が僕たちの車を本来いるべき場所に戻すために成し遂げてくれたハードワークに感謝したい。今日の結果には僕たち全員が満足しているけど、同時に競争相手は強いので、リラックスすることはできないし、プッシュし続けなければならないことを認識している。ここまでの週末で僕たちにはショートランに集中してきたし、テストで重い燃料でのラップをたくさん重ねてきたので、様々なシチュエーションでのマシンを知ることができているし、感触はいい。今日の最もトリッキーなパートは、右のタイヤをウインドウに入れることだったけど、最後にすべてをまとめることができたし、ポールに返り咲くことができて本当にいい気分だ」
2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「全体として、悪いポジションではない。もちろん、常にもっと良い結果を望むものだけど、これはシーズンのポジティブなスタートだ。僕たちが良いレースカーを持っているということが重要だと思うし、シーズンのスタートではまだまだ学ぶことがたくさんある。Q2は良かったけど、Q3は少しバラつきがあったし、あまり適切なバランスが取れていなかった。 オーバーステアとアンダーステアがあったので、コーナーを実際に攻撃することはできず、ラップをまとめるのは非常に困難だった。そこは調査する必要がある。もちろん、フェラーリは非常に拮抗しているし、厳しい戦いになるだろう。彼らには2人の強力なドライバーがいるので、エキサイティングな戦いになるだろう。 明日は気温が高くなるので、タイヤは少し厳しくなる。チームとして、僕たちはレースでどれだけ競争力があるかを見なければならない。シーズンは長いし、多くのことが起こる可能性がある」
3番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「予選までは簡単な週末ではなかったけど、今日の午後は非常に力強いパフォーマンスをまとめることができた。最後のアテンプトまでポールを争うことができたのは良いニュースだ。トップのギャップはすべてのセッションで非常に狭かったし、全体として、今年の最初の予選にあまり失望してはいない。この結果を出したシャルル、そして、このような競争力のある車を提供してくれたチーム全体を祝福したい。有望なスタートだ!レースに向けて、実際のロングランで見たものからはまだやるべきことが少しあると思うけど、最大限の力を発揮していく。明日のレースが待ち切れない」
4番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「明日については楽観的だし、レースでは何が起こるか分からない。今日は車から100%を引き出すことができなかった。それでも良いスタートポジションだし、決勝ではいくつかのポジションを取り戻すことができることを願っている。 他のチームがそこにいて物事をより競争力のあるものにするのは素晴らしいことだけど、長い道のりだし、重要なのは明日だ。すべてをまとめることができていれば、P3は可能だったと思う。最終コーナーをやり直せるならね。少し縁石に乗りすぎてしまった。グリッドのクリーンサイドからスタートできれば良かっただろう。でも、ここでは多くのオーバーテイクができる可能性があるし、フェラーリと戦い、ファンのために良いレースをすることができることを願っている。それを楽しみにしているし、強力なラップ1と強力なペースを望んでいる。目標は、少なくとも表彰台に上がり、チームのために1-2を獲得することだ。 僕たちはフェラーリと戦うための良いポジションにいると思う」
5番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「セッションは厳しかったけど、先週の問題を考えると、僕たちが成し遂げたことを本当に誇りに思っている。僕たちの前にいる人たちは、現時点では別次元だけど、明日はスタートと戦略で勝負できることはたくさんあるので、少なくとも持ちこたえて、彼らと戦いにとどまれることを願っている。僕たちは勝つための十分な速さではないけど、週末の前からそれは伝えていたことだ。先週はさらに遅れているように見えたけど、僕たちは改善を果たしたし、近づいているので、僕たちが達成したことと、到達した場所を誇りに持っている。来週も少しずつステップを果たしていって、彼らを追いつめられるようになることを願っている。改善は僕たちの総力を結手した努力によるものだし、僕たちはできり限り一生懸命に取り組んでいる。まだ長い道のりなのは分かっているけど、僕は挑戦が大好きだ」
6番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「チームとの最初の予選で3列目に入ることは大きな成果だし、僕とチームの両方が満足する必要がある。僕のセッションは本当にスムーズで、すべての走行で少しずつ改善することができた。それが予選でやろうとしていたことだ。僕たちがここにいることができることを示しているので、僕たちにとって重要な瞬間だ。現場とファクトリーの全員が行った仕事を誇りに思っている。Q3に進出するるチャンスがあることは分かっていたけど、全員が持っているすべてのものを出してきたときに、実際にそれを達成できて良かった。今、僕たちはレースに焦点を合わせている。僕たちのロングランペースはシングルラップよりもさらに良く見えたので、戦えると思う。トップ4はおそらく誰にとっても手の届かないところだけど、メルセデスとのバトルができれば素晴らしいだろうね。いずれにせよ、これが僕たちの旅の始まりであり、後ろではなく、前を見ている。目標はチェッカーフラッグを受けて、ポイントを持ち帰ることだ」
7番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「クレイジーだ。これ以上の結果は望めない。言葉にならない。ここ数週間は正気とは思えないものだった。ここに来て、車について学び、かなり良い車かもしれないと思っていたし、実際にどれくらい良いかを見るのに今回の予選についてかなり心配していたけど、本当に良いことが判明した。1セットのタイヤでQ3に到達した。Q2では1セットしか走らなかった。最初の走りの後、4番手くらいにいたと思うし、最終的に7番手になった。その後、修正に時間がかかる問題が発生したため、Q3でも1回しか走らなかったけど、それでも7番手を獲得できた。。とにかくかなりクールだし、スタートするのが待ち切れない」
8番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日の予選には満足している。冬のテストの後、チームがパフォーマンス面でどの位置にいるかを正確は知ることはできないからね。毎シーズン、ポジティブなサプライズとネガティブなサプライズがある。だから、2台の車がトップ10を争うのを見れたのは良いスタートだ。エンストンとヴィリー・シャティヨンで冬に行われた作業は明らかに成果を上げているし、車の感触はいい。開発は順調に進んでいるし、これからはコース外でも効率的である必要がある。明日、新しい車がどれだけ戦えるかを見るのは興味深いけど、グリッドがいくらか変化しているのを見るのはすでに素晴らしいことだ。目の前の車を追いかけるのが以前より楽になったように思う。それがより多くのコースのアクションを提供するかはまもなくわかるはずだし、最初の数周は興味深いものになるだろう。タイヤデグラデーションとその結果としてのレース戦略は、明日の重要な考慮事項になるだろう」
9番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は僕にとって理想的ではなかった。Q3の方がQ2よりも1秒遅くった。Q3のための新品タイヤは1セットしかなかったので、アウトラップで別のことを試しましたけど、うまくいかなかった。フェラーリやレッドブルと戦いたいので、何かやってみてよかったんだ。ワンショットしかなかったのでリスクが高すぎたかもしれないけど、僕たちは5位や6位に落ち着くのではなく、表彰台と勝利をかけて戦うためにここにいる。僕たちの車のペースは間違いなくフェラーリとレッドブルに遅れをとっていて、残りミッドフィールドより前にいるので、明日の目標はそのグループの前にいることだ。現在、僕たちは車に関する広範囲の問題を解決するために、本当にあらゆることを試みている。レギュレーションの変更により、何かが起こる分からないことは誰もが知っていた。唯一の有望なことは、大きな問題があっても依然として3番目に速いチームだということだ。すべてを素晴らしいと感じていて僕たちがこの立場にいたら少し戸惑うだろう。 明日は決勝だ。全力を尽くす」
10番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
「今日は本当にうれしい。予選で苦戦することは分かっていたので、Q1で3セットのタイヤを使ったスタートしたけど、Q2では本当に強力なラップができて、1セットの新品タイヤだけで通過できた。予選にむけて僕たちにそれができるとは思っていなかった。もちろん、もっと戦いたいと思ってはいるけど、現時点ではやらなければならないことがいくつかあることは分かっている。プラクティス、特に気温の低いコンディションでのパフォーマンスを考えれば、今日は本当に満足すべきだ。新しい車での初レースなので、明日がどうなるかを予測するのは難しいけど、プラクティスでの感じでは良いレースになると思う。ポイントを目指していくし、多くのポイントを獲得できることを願っている」
カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP / F1ドライバー