角田裕毅は16番手…F1アゼルバイジャンGP フリー走行3 結果・タイムシート

FP3のトップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は16番手タイムでセッションを終えた。
■ ノリスがFP3最速、壁ヒットの不安を払拭
ランド・ノリス(マクラーレン)が1分41秒223で首位。壁との接触が話題になった前日の不安を振り払い、自信を持ってマージンを攻め切った。トウを得ずにこのタイムであり、さらなる伸びしろも期待される。
■ フェルスタッペンとピアストリが僅差で続く
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が0.222秒差の2番手、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が0.254秒差の3番手。いずれも新ソフトタイヤでのアタックを仕上げ、予選を見据えた競争力を確認した。
■ フェラーリ勢は4・10番手、アップダウン続く
ルイス・ハミルトンが4番手に入った一方、シャルル・ルクレールは10番手。タイム抹消やコースオフがあり、Ferrariは流れを安定させ切れなかった。
■ メルセデス若手コンビ、4番手争いに割り込む
アンドレア・キミ・アントネッリが5番手、ジョージ・ラッセルが6番手。終盤はアントネッリがラッセルを上回り、順調な仕上がりを示した。
■ 中団ではアルボンとベアマンが好位置
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が7番手、オリバー・ベアマン(ハース)が8番手と中団上位につけた。風の影響が強まるなかでも安定感を発揮した。
■ 角田裕毅は16番手に後退、課題残す
角田裕毅(レッドブル)は1分42秒840で16番手、トップから1.617秒差。FP1ではフェルスタッペンに肉薄していたが、その後は後退。木曜会見で指摘した「レースペースの改善」が改めて課題となった。
2025年F1 アゼルバイジャンGP フリー走行3回目 結果・タイムシート
Pos | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分41秒223 | 19 | |
2 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分41秒445 | 0.222 | 19 |
3 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分41秒477 | 0.254 | 21 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1分41秒499 | 0.276 | 18 |
5 | 12 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1分41秒876 | 0.653 | 17 |
6 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分41秒964 | 0.741 | 17 |
7 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分41秒983 | 0.760 | 19 |
8 | 87 | オリバー・ベアマン | ハース | 1分41秒985 | 0.762 | 23 |
9 | 55 | リアム・ローソン | レーシングブルズ | 1分42秒146 | 0.923 | 21 |
10 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分42秒209 | 0.986 | 19 |
11 | 6 | アイザック・ハジャー | レーシングブルズ | 1分42秒267 | 1.044 | 22 |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1分42秒428 | 1.205 | 17 |
13 | 30 | カルロス・サインツJr. | ウィリアムズ | 1分42秒486 | 1.263 | 17 |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分42秒591 | 1.368 | 17 |
15 | 43 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1分42秒789 | 1.566 | 19 |
16 | 22 | 角田裕毅 | レッドブル | 1分42秒840 | 1.617 | 18 |
17 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 1分42秒868 | 1.645 | 20 |
18 | 98 | ガブリエル・ボルトレト | ザウバー | 1分43秒060 | 1.837 | 16 |
19 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分43秒22 | 2,099 | 21 |
20 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分43秒350 | 2.127 | 21 |
カテゴリー: F1 / F1アゼルバイジャンGP