2022年 F1アゼルバイジャンGP 予選:ドライバーコメント(1位~10位)
2022年F1第8戦アゼルバイジャングランプリの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

ポールポジションを獲得したのはスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。1分41秒359をマークし、今季6回目、通算15回目、バクーでは2年連続となるポールポジションを獲得した。

2番手はレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス。ルクレールから0.282秒とそれなりの差をつけられた。3番手にはチームメイトのマックス・フェルスタッペン、4番手にはカルロス・サインツJr.が続き、上位2列をフェラーリとレッドブルが占めた。

1番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「ポールポジションを獲得するのはいつも気分がいいけど、今回あh予想していなかったので特に満足だ。特にQ1とQ2では、ライバルの方が僕たちよりも強く見えた。Q3の最後の走行ですべてがまとまった。やり残したことはほとんどなかったと思うし、ラップにとても満足している。レースを本当に楽しみにしている。ストリートトラックが大好きだし、ウォールに限界までプッシュするのはとても特別だ。タイヤマネジメントが鍵になるだろう。そこは過去2レースでうまくマネジメントできた要素なので、楽観的だし、とにかく仕事を終えたいと思っている」

2番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「ラップタイムを大幅に改善させるために時には限界まで攻めたけど、残念ながら最大限に活用することができなかった。Q3で車の給油に少し問題があり、最終ラップのシーケンスが狂っていまったけど、それでもフェラーリとの0.3秒のギャップは埋めるには大きすぎると思う。それでも、まだフロントローにいるし、特にここは何かが起こる可能性のある長いレースだ。フェラーリの間に両方の車が入っている。これは良いことだ。明日はフェラーリを苦しめるためにチームとして取り組んでいく。1-2を獲得するのが理想的だ。彼らをハードにプッシュするつもりだ」

3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「ストリートサーキットでは、常にかなりのリスクを冒し、車を限界までプッシュするけど、車のバランスにも満足していなければならない。今日はそれがなかった。ここで良いバランスを見つけるのは困難だった。つまり、ラップへのアプローチで一貫性が欠けていた。やるべきことはまだかなりある。明日を目を向けると、ターン1へのランは非常に短いけど、長いレースだ。僕たちに何ができるか見てみよう。フェラーリは本当に速いラップを重ねているし、彼らは良いペースを持っているように見える、彼らに良いプレッシャーをかけることができることを期待しよう。バクーでの過去のレースは、多くのことが起こり得ることを示している。明日はとにかく落ち着いて、良いレースをすることに集中する必要がある」

4番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「最終結果に反して、僕サイドとしては非常にポジティブな日だった。車の中で感触が良くなり、限界をプッシュするときにより快適になった。僕たちはセッションを順調に進めて、最後の走行の前には自分が最速だということ気づいた。トップはかなり接近していたし、最後のアテンプトで追加のリスクを冒さなければならないことをは分かっていた。うまくいくこともあれば、今日のように良い結果を逃すこともある。他のサーキットとは異なり、ここバクーはスタートティングポジションはそれほど重要ではないし、明日は何かが起こる可能性もある。レース中にアタックしてポジションを獲得し、強力な結果をもたらすことを目指す。チームは今日も素晴らしい車をくれた。みんなとシャルルを祝福する」

5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「最適化されたセッションだったけど、ポールから1秒以上離れていることは僕たちが望んでいる場所ではない。おそらく今年見た中で最大のギャップだ。トリッキーなサーキットであり、僕たちが今シーズン経験してきた中で最も多くの“リアル”なコーナーがあるのでやるべきことがたくさんある。ラップはいい感じだったし、クルマはの感触は良かったけど、当然ながらギャップは良いものではない。僕たちは自分たちにはるか多くのことを期待しているし、より多くのパフォーマンスをもたらすために一生懸命取り組んでいるけど、間違いなく今週末は僕たち全員の長所と短所を浮き彫りになった。車内のフィーリングはストレート以外は問題ない。すべてのバンプはこれまでのレースカーで感じた中で最も硬く、ブレーキングゾーンはほとんど見えない。でも、コーナーを通しては車のフィーリングはいい。バランスが取れていない、もしくはセットアップで正しいウィンドウに車が入っていないことは分かっている。それはダウンフォースによるところが大きい。ダウンフォースを獲得するために多くの制限のバランスを取ってる。そこには多くのパフォーマンスがあることは分かっているけど、それを引き出す方法を分かっていない」

6番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
「とても嬉しい。今シーズン最高の予選だった。チームにとってこれ以上のことは期待できなかったと思う。今日、2台ともトップ10に入れたことは素晴らしいことだ。 チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、マシンも好調で、僕たちにとって本当に強い予選になった。ここバクーではすべてが可能で、去年は表彰台も獲得している。 このコースはミスを犯しやすいので、普段からレッドフラッグが多く出る傾向にある。なので、前線で起こっていることを利用できる好位置からのスタートだと思う。他のチームはハードタイヤが2セットあるのに対し、僕は1セットしかない。どうするべきか戦略を考える必要があるけど、今日は全体的なパフォーマンスにとても満足している」

7番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「明日は楽しみがたくさんある。多くのことが起こる得るトリッキーでカオスなレースだ。常にプッシュしている難しい予選セッションだった。この車で機能させられるウィンドウは非常に小さいのでし、いろいろなことを試しても望み通りのものを与えてはくれていない。たくさんの変更を加えているけど、それでも多くのパフォーマンスを失うバウンスに遭遇している。パフォーマンスは発揮するのは車を低くしたときだし、どんどん低くしているけど、他の車よりもバウンシングが多くて、身体を圧迫している。でも、僕たちはまだそこにいる! とにかく僕たちはストレートで非常に遅いので、明日のレースでは苦戦するかもしれない。全力を尽くしているし、もっとレースペースを改善できることを期待している。スチュワードとの件は特に懸念していない。まず、僕はオフラインにいた。デルタタイム内にいなければならないけど、僕はデルタタイム内にいた。そのデルタタイムならば自分が望むスピードで運転できるはずだし、オフラインにいたので誰の邪魔もしていなかった。ストレートがとても遅いのでトウを得たかったし、後ろの人に当てにされたくなかったので、コースを外れて、自分のラップをしただけだ」

8番手:角田裕毅(アルファタウリ)
「良い1日でした。今日の予選にとても満足しています。Q3に進めたのは少しラッキーでしたが、ユーズドタイヤで走ったことを考えると、良いラップだったと思いますので、今日のパフォーマンスに満足しています。 チームとしても素晴らしい仕事をしたと思いますので、チームの全員に心から感謝したいです。このパフォーマンスを明日につなげたいと思います。2台揃ってポイント圏内でフィニッシュすることを目指します」

9番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「9位にかなり満足している。あとコンマ1秒で角田裕毅の前に出ることができたかもしれないけど、全体としては、僕たちにとって良いセッションだったと思う。Q2のターン15でロックアップした。うまくいくかどうかわからなかったけど、できると思った。まっすぐ進み、フロントウィングにダメージを与えるリスクを冒すのがベストな選択肢だと思った。それはうまくいったし、賢くクラッシュすることができた! レースはタイヤのコントロールが重要になるし、明日はタイヤマネジメントが難しいだろう。予選よりもかなり暑くなるみたいだけど、楽しみにしている。僕は長い間F1にいるので僕が持っているすべての経験から利益を得ることができると思う」

10番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「昨日まずまずの競争力を見せたので、もう少し上位を期待していたけど、今日は満足している。今日はその競争力の一部を失ったように見えるので、それを調べる必要がある。Q1の最後はみんなかなりイライラしていたし、不満の一部は理解できる。でも、多くの車がミスを犯していたいし、イエローフラッグが出ていたので、誰もがトラックポジションを確保しようとしたあと、ブレーキとタイヤの温度が下がっていた。ウォールにヒットしたドライバーもいるし、あそこで膨らんだときは僕にできることは何もなかった。チャレンジングなレースになるだろう。ここバクーでは何が起きるかわからない。ポイントが与えられるのは明日なので、ローダウンフォースのセットアップで僕たちに何ができるのか楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / F1アゼルバイジャンGP / F1ドライバー