F1アゼルバイジャンGPが延期を決断との報道…開幕はさらに不透明
F1アゼルバイジャンGPの延期が3月23日(月)にも発表されると報じられており、2020年のF1世界選手権の開幕はさらに遅れることになりそうだ。

新型コロナウイルスの世界的な大流行により、F1は序盤7戦の延期・中止を余儀なくされているが、6月7日のF1アゼルバイジャンGPでシーズンをスタートすることが予想されていた。

しかし、ヨーロッパにおける新型コロナウイルスの感染拡大は減速する兆しを示しておらず、F1アゼルバイジャンGPのプローモーターはレースを開催することに意味を見出せなかったという。

F1アゼルバイジャンGPはストリートサーキットで行われるため、トラックの建設をすぐに開始する必要がある。そのため、新型コロナウイルスをいつ抑えられるかという不確実性がグランプリ主催者の決断を促したようだ。

情報筋によると、F1アゼルバイジャンGPの延期は3月23日(月)に発表されるといい、レースプロモーターは今年後半に日程変更する希望をまだ持ち続けているという。

F1のCEO兼会長を務めるチェイス・ケアリーは、数日前にレースがいつ再開できるかを明確にいうことはできないと語っていた。

我々は、今後、2020年のF1がどうなるかを誰もが知りたいと思っていることを認識している。状況の流動性を考えれば、今日、具体的な答えを提供することはできない」とチェイス・キャリーはコメント。

「ただし、安全になり次第、2020年のチャンピオンシップシーズンを開始する予定だ。今後数か月でどのように前進するかを評価できるよう、我々は毎日専門家や公的機関と関わっている」

F1アゼルバイジャンGPが延期された場合、6月14日のF1カナダGPが開幕戦となるが、カナダでもイベントを開催できるという保証はない。

ヨーロッパの政府は、最大1年間、社会的距離を置く可能性の必要性をめぐる議論をしており、F1が今年のレースの完全なカレンダーをまとめることができないという兆候が増している。

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カテゴリー: F1 / F1アゼルバイジャンGP