レッドブルF1の岩佐歩夢、F2第11戦のスプリントレースで7位入賞
レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われたFIA F2選手権第11戦のスプリントレースで7位入賞を果たした。

7月28日(金)に行われた予選は開始早々激しい雨に見舞われ、コンディションが大きく変化した。ピット位置の関係でコースインが遅れた岩佐歩夢は、アタック途中の強雨によりタイムを出すことができず、予選16番手に終わっった。これにより岩佐はスプリントレース、フィーチャーレースともに8列目16番手からのスタートとなってしまった。

29日(土)も降雨の予報だったが、スプリントレースが開始されるころには雨が上がり、ほぼドライコンディションとなった。また、降雨のためF2前のF1スプリントシュートアウトが大幅に遅れたためF2スプリントレースも35分遅れとなり、午後2時20分、気温20℃、路面温度27℃でフォーメーションラップがスタートした。

フォーメーションラップのスタート時に1台がストールしストップ。それによって複数マシンのスタート手順に問題が起こり、フォーメーションラップはやり直し。レースは1周減算され17周となる。好スタートを切った岩佐歩夢はポジションを上げ1周目を14番手で終えると、2周目にケメルストレートで前車をオーバーテイクし、その周に上位車がトラブルでピットインしたため12番手となった。このトラブルでコース整備が必要となり、セーフティカーが導入された。

5周目にレースが再開され、6周目に前車に迫った岩佐歩夢はケメルストレートでオーバーテイクを決めて11番手。7周目にも同様にオーバーテイクし10番手にポジションを上げた。ペースの優る岩佐は9周目にはストレートエンドからシケインの進入でオーバーテイクを決めて9番手となる。

レース後半になり、前車との差を詰めてさらに上位を狙う岩佐歩夢は、15周目のケメルストレートでオーバーテイクし8番手となり、入賞圏内に順位を上げた。さらに7番手に迫る岩佐は、最終ラップの最終シケインで果敢にインを突き、いったんは前に出たが、ややオーバーシュート気味になったところで2台は並び、相手にアウト側で粘られ僅差先行されて8番手でフィニッシュした。レース後、上位車に技術違反があり岩佐は7位に繰り上がり、2ポイントを獲得した。

岩佐歩夢 ホンダF1岩佐歩夢、16番手スタートから7位入賞。8台をオーバーテイクし、2ポイントを獲得

「16番手スタートからポイントをとれるところまでポジションを上げられたことはよかったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

「スタートはかなり決まったのですが、前列のクルマの動きが遅くて大きくステアリングを切り、アクセルを戻すような状況になってしまったので、思ったほど順位を上げることができませんでした」

「その後、マシンのペースはかなりよく、特に最終シケインを立ち上がってからセクター1は速かったので、ターン5の前のストレートでオーバーテイクを決めることができました。マシンもよかったですが、自分としてもかなりアグレッシブに攻めていけたレースでした。最後のシケインの仕掛けは自分のブレーキングのミスで成功しませんでしたが、ミスしなければスムーズに抜けるイメージだったので、詰めの精度については改善しなければならない点です」

「ドライコンディションでのマシンのペースは予想よりよかったので、このパフォーマンスを保ち、自分もアグレッシブな姿勢で攻めていけば、フィーチャーレースでも今日のようなパフォーマンスが出せると思います」

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カテゴリー: F1 / 岩佐歩夢 / FIA F2