2022年 F1オーストラリアGP 決勝:43件のトラックリミット違反
2022年F1第11戦オーストリアグランプリの決勝で、4人を除くドライバーがトラックリミット違反を犯し、FIA(国際自動車連盟)は43件のラップタイムを削除した。

レッドブルリンクのレースに出場した16人のドライバーは、ドライバーは常にトラックに留まらなければならないと定められているF1規則第33.3条に違反した。FIAは、ドライバーがターン1、9、10でトラックを外れたと語った。

F1競技規則では以下のように記されている。

ドライバーは、常に走路を使用するあらゆる合理的努力をしなければならず、正当な理由なくして走路を外れることはできない。

車両のいかなる部分も走路と接していない状態である場合、ドライバーは走路を外れたと判断される。疑義を避けるため、走路端部を画定している白線は走路の一部と見なされるが、縁石は走路と見なされない。

走路を外れた車両のドライバーは再度復帰することができるが、それが安全であることが確認され、それにより持続的なアドバンテージを得ることが一切ない場合にのみ行うことができる。レースディレクターの絶対裁量により、ドライバーは走路を外れることによって得られた、いかなるアドバンテージのすべてを返す機会を与えられる場合がある。


ピエール・ガスリー、ランド・ノリス、セバスチャン・ベッテル、周冠宇が最大の有罪犯であり、4回コースを離れ、5秒のタイムペナルティと1点のペナルティポイントを科された

一方、バルテリ・ボッタス、ジョージ・ラッセル、フェルナンド・アロンソ、エステバン・オコンだけがラップタイムを削除されなかった。

ラップタイムが削除されたドライバーの完全なリスト:
ピエール・ガスリー(4)
ランド・ノリス(4)
周冠宇(4)
セバスチャン・ベッテル(4)
ミック・シューマッハ(3)
ランス・ストロール(3)
カルロス・サインツ(3)
ルイス・ハミルトン(2)
シャルル・ルクレール(2)
ニコラス・ラティフィ(2)
マックス・フェルスタッペン(2)
角田裕毅(2)
ダニエル・リカルド(2)
アレクサンダー・アルボン(2)
ケビン・マグヌッセン(2)
セルジオ・ペレス(1)

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カテゴリー: F1 / F1オーストリアGP