2023年 F1オーストラリアGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2023年 第3戦 F1オーストラリアGPの予選で11番手から20番手だったドライバーのコメント。

予選Q1では、開始早々にセルジオ・ペレス(レッドブル)がコースアウトを喫してグラベルにはまって早々に脱落。また、Q2ではトラフィックに遭遇したエステバン・オコン(アルピーヌ)が0.08秒差でQ3進出を逃すという展開があった。

11番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「残念ながら、良い一日になると思っていたのに、悔しい結果に終わってしまった。Q3進出を狙えるだけのペースがあったのに、最後のQ2進出ラップで最終2コーナーでトラフィックに遭遇してしまい、タイムをロスしてしまった。それがなければ、良いセッションだっただけに、コンマ数秒を失ったのは僕の責任だ。でも、パフォーマンスは十分だし、トップ10のすぐ外からスタートということで、ポジティブな要素もたくさんある。現時点ではすべてのクルマが非常に接近しているので、エキサイティングなレースになるはずだ。まだ勝負できることはいろいろあるし、今は明日のレースで最大限の力を発揮することに集中している」

12番手:角田裕毅(アルファタウリ)
「予選は良かったです。予選を通じて良いペースが作れましたし、パフォーマンスを最大限まで高めることができました。Q1はまずまずの内容で15位でしたが、ラップごとにステップアップできました。Q2ではプッシュラップ2本を予定していましたが、残念なことにウェイトブリッジで2本目を完了できませんでした。結局、Q2はプッシュラップ1本でしたが、その内容とチームによるパフォーマンスの向上には満足しています。明日のレースが楽しみです。ロングランのテストは行っていませんが、マシンのポテンシャルを最大限まで引き出してポイント圏内を目指したいです」

13番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今日は期待していたほど良くはなかった。気温が低かったので、安定した走りとクルマのパフォーマンスを最大限に引き出すのに少し苦労した。自分の望むレベルで運転できていないので、すべてをまとめるのに苦労した。でも、スタートとしては悪くないポジションだし、ポイント圏内を目指して頑張りたい」

14番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「マシンは良かったけど、大事な時にラップを乱してしまい、14番手になってしまった。でも、トップ10からはそれほど離れていないので、まだ明日に望みがあるし、ニコはマシンの実力を示してくれた。僕のほうは残念だったけど、レースが楽しみだ。僕たちは戦える」

15番手:ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
「Q2に進出できて嬉しい。今週末に持ち込んだ新しいアップグレードの効果が得られたことが特に良かった。コンディションの変化がかなりトリッキーで、タイヤの熱入れが特に難しく、Q2のラストランではやりたいことができなかった。プラクティスではタイヤが良くなっていきたけど、時間とともにトラックが変化するとドロップオフが少し起きてしまい、タイヤをラストランに向けて確実に準備する必要が出てきた。ラストランを最適化できなかったのがやや残念だけど、全体的にはハッピーなセッションだった。明日については、ロングランを試せていないけどレースは楽しみだし、ポイントが獲得できることを願っている」

16番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「メルボルンで自分が望んでいたものとは明らかに違っていた。フィールドは非常にタイトだ。自分のラップにはそれなりに満足しているけど、残念ながら、ほんのわずかな差で十分な速さではなかった。でも、これが現実だ。今夜は、明日のレースで順位を上げるためにベストなポジションを確保するために、あらゆることを検討しなければならない。クリーンなグランプリになることを願っている」

17番手:周冠宇(アルファロメオ)
「僕にとっては奇妙なセッションだった。FP3で良いペースを見つけたのに、予選ではクルマがまったく違っていて、目指していたものとは正反対だった。もちろん、順位を上げられなかったのは悔しいけど、ベストを尽くすつもりだ。Q2に進出するためには、コンマ数秒の差を見つけるだけでは十分ではなかった。FP3から予選でマシンを大きく変えたわけではないけど、ドライビングを変えなければならないほど大きな違いを感じた。レースに関しては、ここでは何が起こるかわからない。もちろん、もっと上位のグリッドからスタートしたいと思っているけど、僕たちにできることは、ベストを尽くして良い戦略を実行し、順位を上げることだけだ」

18番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
「予選セッションはスムーズではなかったし、最後のコンマ数秒を見つけるのに苦労した。順調にビルドアップしていると感じていたし、セッション中にどんどん速くなっていき、最後にQ2進出のための十分なラップを器材んでいたけど、セクター3でミスをしてしまった。すべてをまとめられれば、結果が改善していくと思う。今週末は、FP1で電気系統の問題が発生し、それでFP2を欠席してしまったので、多くの周回を重ねられなかったけど、今日は Q2進出は可能だった。連続したラップを行っていないので、明日のマシンを判断するのは難しいけど、全般的にレーストリムでは特にストレートではかなり速いマシンを持っているので、周りの人たちと戦えることは分かっている。明日は手続き的に完璧で、良いスタートを切り、良いレースペースを発揮することが重要だ。いくつかの順位を上げることを目指しいている」

19番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「メルボルンに持ち込んだアップグレードは期待通りに機能しているように見えるので、予選ではもっと期待していたことは否定できない。もちろん、これは僕たちが望んでいた場所ではないし、この予選セッションについては間違いなく多くの疑問がある。ペースが不足しているように見えた上に、タイヤのグリップが最高だと感じた最終ラップで少しトラフィックに遭遇したので、それ以上のことはできまなかった。少なくとも後方からスタートすることで戦略的なチャンスが広がるので、レースで何ができるか見てみたい。理想的なスターティングポジションとはほど遠いけど、何が悪かったのかを調査し、明日また頑張ろうと思う」

20番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「今日は忘れたい1日になった。何とか解決したいと考えている技術的な問題が起きてしまった。今朝に同じ問題が起きたあと解決できたと思っていたけれど、ブレーキングゾーンに入った瞬間、解決できていないことが分かった。今日起きたことは不運だったけれど、明日のレースまでに問題を解決すべくチーム一丸となってベストを尽くす。このサーキットはオーバーテイクが難しいけれど、チームにいくつかポイントを持ち帰るためにできることをやり、良いポジションを得るためにハードワークをするつもりだ」

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カテゴリー: F1 / F1オーストラリアGP / F1ドライバー