アウディ A3
アウディ A3が、2014年ワールド カー オブ ザ イヤーを受賞した。今年で10年目を迎える同賞をアウディが受賞するのは、2005年にアウディ A6が受賞して以来、2度目の受賞となる。

今回のワールド カー オブ ザ イヤー受賞で、第3世代となったアウディ A3の魅力が世界的に認められた。アウディ A3は、23台に絞られた候補車の中から、世界22カ国に渡る69人のトップ モータージャーナリストの厳正な審査と投票を経て、最優秀の栄冠に輝いた。

アウディAG取締役会会長のルパート シュタートラーは「初代受賞車のアウディ A6*に続き、アウディ A3が受賞出来たことを心から誇りに思います。アウディ A3は、軽量化技術、ドライブトレーン、モバイル インフォテインメント、ドライバー アシストシステムなど多くの最新技術を取り入れた自動車生産におけるアウディの積極的な姿勢を世に示す1台です。今回の栄誉ある受賞は、アウディにとって、喜ぶべき素晴らしい出来事です」と述べた。

新型アウディ A3は、3ドア、スポーツバック、カブリオレ、そしてセダンのラインアップがあり、TFSIガソリンエンジンまたはTDIディーゼルエンジンを搭載している。さらにアウディ A3 スポーツバックには、アウディが生産するe-gas、通常の天然ガス、ガソリンの3種の燃料を使用出来るg-tronモデルがある。e-gasを使用した場合、アウディ A3 スポーツバック g-tronの走行はCO2ニュートラルとなる。

今年末頃に欧州では、電力だけで最大50kmも走行可能なプラグイン ハイブリッド、アウディ A3 スポーツバック e-tronも登場する。アウディは、ドイツ国内のお客様に向けて、ハンブルグのエネルギー供給会社LichBlick SE社と協働で推進するグリーン エレクトリシティ(アウディ エナジー)を提唱している。このプロジェクトでは、ドイツ、オーストリア、スイスの水力発電所で作られた電力だけを使用し再生可能エネルギーを生み出している。アウディ エナジーを使用すれば、アウディ A3 e-tronの電力走行は完全なるエミッションフリーが実現する。

アウディ A3成功の軌跡は、16年間に渡る。1996年の初代モデルは、プレミアム コンパクトという、まったく新しいセグメントをマーケットに誕生させた。2003年に登場した第2世代モデルは、お馴染みの3ドアモデルにカブリオレを追加すると同時にスポーツバックモデルを投入し、市場でのリードを広げた。そして第3世代となる現行モデルにはセダンが加わり、アウディ A3は4種のボディスタイルをラインアップしています。


アウディは、アウディ A3のワールド カー オブ ザ イヤー受賞により、世界的なタイトルをもっとも多く受賞した自動車メーカーとなった。アウディはこれまで、ワールド パフォーマンスカー賞3回、ワールド カー デザイン オブ ザ イヤー2回、そして初代ワールド カー オブ ザ イヤーを受賞している。アウディは今回を含め、合計7つの世界タイトルを受賞している。

●2005
アウディ A6:ワールド カー オブ ザ イヤー

●2007
アウディ RS4:ワールド パフォーマンス カー
アウディ TT:ワールド カー デザイン オブ ザ イヤー

●2008
アウディ R8:ワールド パフォーマンス カー
アウディ R8:ワールド カー デザイン オブ ザ イヤー

●2010
アウディ R8:V10 ワールド パフォーマンス カー

●2014
アウディ A3:ワールド カー オブ ザ イヤー

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カテゴリー: F1 / アウディ