アストンマーティンF1 ホンダ進展も後方低迷 クラック「多くの苛立ち」
アストンマーティンF1チーム代表のマイク・クラックは、2026年F1シーズン序盤の苦戦を受け、チーム内に「多くの苛立ち」があることを認めた。

シルバーストンを拠点とするチームは、シャシー面とパワーユニット面の双方で課題を抱え、開幕から厳しい戦いを強いられている。前戦F1マイアミGPでは、ホンダが信頼性面で明確な前進を見せ、今季初めて2台そろって完走を果たした。

それでも、マシンには依然として大きなペース不足があり、ポイント争いに加わることはできず、後方集団での走行を余儀なくされている。

クラック「現実を見つめなければならない」
マイク・クラックは、現状に落ち込むことに意味はないとしながらも、レーサーとして後方を走る状況に苛立ちを覚えるのは自然な反応だと語った。

「我々はみんなレーサーであり、フィールドの後方を走りたいとは思っていない」とマイク・クラックはRacingNews365を含むメディアに語った。

「だから年を追うごとに改善したいと思うものだが、同時に現実を冷静に受け止めなければならない」

「問題があると分かったとき、苛立っても意味はない。ただ、それが人間として自然な反応であることは認めなければならない」

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

アロンソとストロールに求められる忍耐
アストンマーティンにとって難しいのは、単にマシンの改善だけではない。チームが置かれた現実を受け止めながら、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールのフラストレーションをどう管理するかも重要な課題になっている。

クラックは、最も厳しい立場に置かれているのはドライバーだとし、2人が苦境の中でプロフェッショナルに振る舞っていることを称賛した。

「最もさらされているのはドライバーたちだ。以前にも触れたが、最も称賛されるべきなのも彼らだ」

「ランスやフェルナンドのような経験豊富なドライバーがフィールドの後方を走るというのは、本来いるべき場所ではない」

「我々が管理しなければならない苛立ちは確かに多い。一方で、彼らは素晴らしいプロフェッショナルでもある」

アストンマーティンはマイアミで信頼性面の一歩を示したが、競争力という面ではまだ大きな課題を残している。クラックの発言は、チームが現実を直視しながらも、ドライバーの忍耐とプロ意識に支えられて苦境を乗り切ろうとしている状況を浮き彫りにしている。

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カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / ホンダF1