アストンマーティンF1 「アロンソはメルセデス移籍より残留した方がいい」
アストンマーティンF1のチーム代表を務めるマイク・クラックは、フェルナンド・アロンソの2024年以降の契約延長の見込みが高まっていることに楽観的な見方をしている。

アロンソはレッドブルやメルセデスへの移籍が噂されている。しかし、鈴鹿ではヘルムート・マルコが42歳のアロンソとマックス・フェルスタッペンとのコンビを否定し、アロンソ自身も苦戦を強いられているメルセデスチームへのステップアップはあまり「魅力的」ではないと語った。

シーズンが始まる前から、アロンソはアストンマーティンにもう1シーズンとどまるための明確な条件を提示していた。まず、引退生活に戻らないことを決意すること、そしてシルバーストーンを本拠地とするチームがF1のトップチームのひとつとなるべく成長を続けることだ。

アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは鈴鹿でスペインDAZNに対し、2024年がどのように進んでいくのか、最初の本格的な評価は来週末に上海で開催される第5戦が終わった後に行われると語った。

「我々は最初の5レースを、自分たちがどの位置にいるのかを確認するための参考にしている」とマイク・クラックは語った。「そして今のところ、我々は総合的に5番目に速いチームだ」

「4位に近づくこともあるかもしれない。つまり、通常は7位か10位の間で争うことになる」

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

現実的には、アストンマーティンがレッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデスに次ぐ5位に終わった2023年と比べると、ステップアップとは言えない。

「もっと上を目指していかなければならない」とクラックは認める。「間違いなく、もっと達成しなければならない」

「しかし、彼がノーマンズランドに置かれずに戦うことができれば、それはすでに第一歩だと思う。そして、我々はそこで立ち止まるつもりはない」

アロンソと2025年の熟考について具体的に言及したクラックは「アロンソのモチベーションを維持し、アストンマーティンでの生活をハッピーにするために、我々はシーズン中、彼に新しいピースを提供し続けていく」と語った。

また、鈴鹿でアロンソがメルセデスへの移籍は「魅力的ではない」と発言したことにも、クラックは勇気づけられたという。

「ここ2、3年のチームの進歩を見ると、メルセデスにも可能性はあるが、ここにとどまったほうがいいのかもしれない」とクラックは語った。

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カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / フェルナンド・アロンソ