アストンマーティンF1、AMR22が“グリーン・レッドブル”へと大変身
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アストンマーティンF1は、オープニング5レースで6ポイントと苦しいスタートに耐えてきた。多くのチームが苦しむポーパシング問題によって、理想よりも高い車高での走行を余儀なくされたことがその一因だった。
多くのチームが大規模なアップデートを投入するスペイングランプリに向けて、アストンマーティンF1は、“半分が新車”レベルの改良が加えられると噂されていたが、木曜日にその変化が明らかになった。
噂ではスクーデリア・フェラーリのサイドポッドをコピーするとされていたが、実際に登場したアストンマーティンAMR22は、“グリーン・レッドブル”と呼んでもいいようなレッドブル・レーシングに似た大変身を遂げた。
アストンマーティンF1が初期型で採用していたダブルフロアは廃止され、サイドポッドはレッドブル・レーシングのように2つ目の彫刻が入れられ、幅広で比較的水平だった側面はリアに向かって絞り込まれて急激に下降している。ルーバーのデザインもレッドブルにそっくりだ。
当初、アストンマーティンAMR22のメジャーアップグレードは、オーナーの息子であるランス・ストロール1台にのみ投入されると噂されていたが、Auto Motor und Sportのトビ・グリュナーは、スペイングランプリで2台のマシンにフルキットが導入されると伝えている。
「アストンマーティンはバルセロナでヒッグアップグレードパッケージを走らせる」とトビ・グリュナーは伝えた。
「我々の情報によると、両帆の車にフルキットが取り付けられる。今夜、トラックに最後のパーツが到着する」
アストンマーティンF1が、他チームのデザインをコピーしたのはこれが初めてではなく、2020年にはメルセデスをコピーした“ピンク・メルセデス”でレースをしている。
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カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / F1スペインGP