アストンマーティンF1 「ハミルトンの起用を望まないなど気が狂っている」
アストンマーティンF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールは、ルイス・ハミルトンが将来チームのために走ることを“本気”で望んでいると語る。

最近、ルイス・ハミルトンはメルセデスF1と2023年までの新しい2年契約を結び、実際にはこれが最後のF1契約になるのではないかと囁かれている。

一方、ローレンス・ストロールは、アストンマーティンF1を今後数年でタイトルを獲得できるチームに仕立て上げようとしており、すでに4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテル、そして、レッドブルから主要な空力エンジニアを引き抜いている。

ローレンス・ストロールは、ルイス・ハミルトンが獲得可能であるのでれば、そのリストに含まれると語る。

「ルイスが走ってくれることを望まないなど本気で気が狂っているに違いない」とローレンス・ストロールは語った。

「ベッテルは我々の最も高給取りな従業員か? イエス。これまでの彼のシーズンをどのように評価しているか? スタートは出遅れたが、現在はスピードが上がっていると思う。また、スタートが出遅れたのは、テストで遭遇した問題とも関係があると思う。そもそもたった3日しかなく、その3日のうち1日半でクルマに問題が発生したので、走行時間が足りなかった」

ルイス・ハミルトンの話は架空のものだが、ダン・ファローズを含むレッドブルからの採用は現実のものだ。ローレンス・ストロールは、F1で最強の技術チームをターゲットにしており、数日中に別の名前が発表されると述べた。

「私の実績、私が所有する他のほぼすべてのビジネスと同じように、将来、そして、進行中の計画に勝つためのものだ」とローレンス・ストロールは語った。

「このケースでは、F1で勝つということは世界選手権を意味する。最終的にはそれが我々が目指していることであり、それが私が目指していることだ」

「もちろん、F1やその他のビジネスで成功することが一朝一夕ではいかないことは誰もがよく分かっている。適切な人材、適切なツール、適切なプロセスを導入するには何年もかかる。だが、我々は1年ごとにグリッドで順位を上げていくという野心を持ってチームを構築し、投資している。我々の究極の野心は世界選手権に勝つことだ」

「我々は常に優秀な新しいシニアテクニカルおよびエンジニアリングの才能を採用している。その結果、会社のテクニカルおよびエンジニアリングの強みが生まれ、他のF1チームと同等かそれ以上の深さになるだろう。ほぼ毎週のように、優秀な新しいシニアテクニカルおよびエンジニアリング人材の採用を発表している。ちなみに、今週は別のチームの非常に上級のメンバーが参加することを発表する・・・」

アストンマーティンF1チームの拡張の一環として。建設された新しい風洞もある。最近開始された新ファクトリーの工事は、2022年シーズンの終わりに完了する予定となっている。

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カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / ルイス・ハミルトン