アービッド・リンドブラッド F1アブダビGP FP1「もっと良い仕事ができたはず」

角田裕毅のマシンを担当したリンドブラッドは、チームの検証項目を消化しつつ走行を重ねたが、「もっと良い仕事ができた」と自己評価は厳しい。
それでも、来季レーシングブルズからのF1デビューが決まっているリンドブラッドにとって、このFP1は貴重な走行機会であり、本人は「多くを学び、改善点を持ち帰る」と語った。
リンドブラッド「F1マシンを走らせる機会には本当に感謝している」
リンドブラッドは走行後、次のように語った。
「まずは、オラクル・レッドブル・レーシングに再び機会をいただいたことに大きなお礼を言いたい。本当に素晴らしい経験だし、F1マシンを走らせることはいつだって特別だ。だからとても感謝している」
「セッション自体については、自分としてあまり満足はしていない。もっと良い仕事ができたと思うし、来年に向けて取り組むべき点がいくつか見つかった。今日の走りを振り返りながら改善していきたい」
「今週末はF1とF2の両方を走ることになっていて、新しいチャレンジだった。少しバランスを取る必要があったけれど、それでもチームにとって有益なデータを提供できていれば嬉しい」

レッドブルはFP1でセットアップ検証を実施
レッドブルのヘッド・オブ・レースエンジニアリングであるジャンピエロ・ランビアーゼは、リンドブラッドの走行を次のように評価した。
「アービッドにはFP1で、シミュレーションで確信しきれていなかったいくつかのセットアップ項目を検証してもらった。これは非常に有益で、彼は一貫したデータを提供してくれたし、フィードバックも我々の予測とよく一致していた」
リンドブラッドはFP1を1分25秒256の15番手で終え、F1マシンでの貴重な1時間を終えた。来季のF1ステップアップを控える18歳のルーキーにとって、最終戦アブダビで得られる経験は大きな財産となる
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