アービッド・リンドブラッド F1カーナンバーに「41」を選択した理由

2025年シーズンに6人のルーキーが参戦したのとは対照的に、2026年はリンドブラッドただ1人が新顔となる。レーシングブルズは、レッドブルへ昇格したアイザック・ハジャーの後任として、18歳のリンドブラッドを起用した。
F1において41番は極めて珍しい番号だ。直近でこの番号が使用されたのは2015年で、当時スージー・ウォルフがウィリアムズのフリー走行で走らせた例があるのみである。
デトロイトで行われたレーシングブルズのローンチイベントで、リンドブラッドは番号選択の経緯を明かした。
「実は結構面白い話なんだ」とリンドブラッドは語った。
「レッドブルでサポートしてくれている人と話していて、ある時ディナーをしながら番号の話になった。彼女が41、45、51を提案してくれたんだ。名前から来ている番号だね」
「どう思う?と聞かれたけど、その時は正直まったく分からなかった。でも3つの中で41が一番クールに感じた。それに、これまでほとんど使われていない番号だったのも良かった」
「低い番号は他のスポーツでも使われていて、特定の誰かと強く結び付いていることが多い。その点、41はそうじゃない。あまり使われていない番号を持てるのはクールだと思った」
「それに自分のイニシャルからも、なんとなく分かるでしょ。だから、これはいいなと思ったんだ」

リンドブラッドはF2での唯一のシーズンをランキング6位で終えたが、評価は非常に高い。特に彼を強く支持してきた人物が、最近までレッドブルの重要な意思決定者だったヘルムート・マルコである。
「彼との関係はとても大きい」とリンドブラッドは語る。
「ここ数年、ロッキー(ギヨーム・ロクラン)やドクター・マルコ、チーム全体ととても密接に仕事をしてきた。特にドクター・マルコには本当に感謝している」
「正直、簡単な年じゃなかったし、自分でも満足していない。でも、他の人が信じてくれなかった時に、彼は信じてくれた。そのことにはすごく感謝している」
「彼と仕事をするのは大変だ、怖い人だ、という話をよく聞く。でも自分にとってはまったく逆だった。ずっと良い関係を築いてきたし、キャリアを大きく助けてもらった」
「彼は言い訳を嫌うし、無駄なことを言わない。ただ真実を言う。その姿勢が僕には合っている。最速で成長するために、正しいことをそのまま言ってくれるのは大きな助けになったし、その正直さを本当に評価している」
珍しい番号「41」とともに、アービッド・リンドブラッドはF1という大舞台に挑む。その選択には、自身の名前と歩んできた道、そして周囲からの信頼が静かに刻まれている。
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