2009年05月のF1情報を一覧表示します。

F1モナコGP フリー走行3回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム

2009年5月23日
F1 モナコGP フリー走行3回目
2009年F1第6戦 モナコGPのフリー走行3回目が23日(土)、モンテカルロ市街地コースで行われた。

通常とは異なり、金曜日が休みとなるモナコGP。そのため路面の出来上がりに合わせたセッティング、そして、狭いストリートでのトラフィックがこのセッションのタイムには大きく影響する。

トップタイムは、ルノーのフェルナンド・アロンソの1分15秒164。2番手にはジェンソン・バトン(ブラウンGP)、3番手にはヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が続いた。

F1チームとマックス・モズレーの会議は合意に至らず

2009年5月23日
ルカ・ディ・モンテゼーモロ (フェラーリ会長)
F1チームとFIAのマックス・モズレーは、22日(金)に長時間の会議を行ったが、合意には至らなかった。

F1チーム各首脳は、マックス・モズレーとの会議の前に、ルノーのフラビオ・ブリアトーレが所有する豪華クルーザー“フォース・ブルー号”で3時間にわたるFOTAの会合を開催。

その後、オートモービル・クラブ・デ・モナコでFOTAとマックス・モズレーの会議が行われたが、FOTAの会長を務めるフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロは、金曜日に解決策は見いだされなかったことを明らかにした。

予算制限に反対しているのはフェラーリとトヨタのみ?

2009年5月23日
パトリック・ヘッド (ウィリアムズ)
ウィリアムズの共同オーナーであるパトリック・ヘッドは、FIAが提唱する予算制限に反対しているのは、フェラーリとトヨタだけであると語る。

フラビオ・ブリアトーレの豪華クルーザーでの会議を終え、FOTA会長であるルカ・モンテゼーモロは、FIAが提案する規約に変更がない限り、全F1チームは2010年シーズンのF1にエントリーしない意見であることを示唆した。

しかし、予算制限に基本賛成の意を示しているウィリアムズのパトリック・ヘッドの意見は異なるものだった。

全F1チームがクルーザー会議で団結

2009年5月23日
フラビオのクルーザーで結束を固めたF1チーム
全F1チームは、マックス・モズレーとの会議に先立ち、フラビオ・ブリアトーレ(ルノー)所有のクルーザーに集結。FIAの予算制限に対して意見を共にした。

この会議にはF1撤退を示唆しているフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長もイタリアから駆け付けた。

3時間にわたる会議を終え、FOTAの会長も務めるルカ・ディ・モンテゼーモロは、全F1チームが共通の意見にまとまったことを明らかにした。

ブラウンGPとヴァージンが決裂か

2009年5月23日
ブラウンGP ヴァージン
ブラウンGPのカラーリングからヴァージンのロゴが姿を消すかもしれない。

ブラウンGPとヴァージンが、オーストラリアGP前に結んだ契約は、1レースにつき25万ドル(約2400万円)という安価なものだった。

しかし、ブラウンGPは開幕から5レースで4勝という成功を収めており、チームの価値が急上昇。このまま安価な取引を望むヴァージンとブラウンGPとの間に亀裂が生じているという。

新規2チームが2010年F1エントリーを提出

2009年5月22日
エイドリアン・カンポス F1にエントリー
2010年のF1世界選手権のエントリーの受付が22日(金)から始まり、F1への新規参戦を目指す2チームがエントリー書類を提出したことが明らかになった。

まずピーター・ウィンザーとケン・アンダーソンが、正式名称「Team USF1」として、予算制限を受け入れる形でエントリーを申請したことを認めた。

また、ミナルディの元F1ドライバーであるエイドリアン・カンポス率いるスペインのF3チーム「カンポス・レーシング」も22日に予算制限を選択し、エントリー書類を提出した。

F1:既存3チームが予算制限を支持

2009年5月22日
F1予算制限に対して、各チームは分裂
FIAが2010年から導入するとしているF1の予算制限にウィリアムズ、フォース・インディア、BMWザウバーが支持を表明した。

現在F1に参加している10チームのうち、フェラーリ、ルノー、レッドブル(トロ・ロッソ)、トヨタの5チームが、予算制限に反対してF1撤退を示唆しているなか、3チームが予算制限を許容するとの見解を示した。

また、メルセデス・ベンツもF1撤退ではなく、FIAと歩み寄ること姿勢をみせている。

バーニー・エクレストン、フェラーリF1撤退なら告訴

2009年5月22日
バーニー・エクレストン
F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、フェラーリが今シーズン末でF1を撤退するなら告訴する構えであることを示唆している。

今週初めにフランスで裁判が開かれ、フェラーリとFIA、そして商業権所有者の間で結ばれた商業協定の拘束力があったことが発覚した。

「我々は常に契約を尊重する」とバーニー・エクレストンは語る。

レッドブル:ダブルディフューザー (画像)

2009年5月22日
レッドブル ダブルディフューザー
レッドブルは、F1モナコGPにダブルディフューザーを投入してきた。

ノン・ダブルディフューザーで、高い戦闘力をみせてきたレッドブル RB5についにダブルディフューザーが搭載された。

プルロッド式のリアサスペンションを採用するRB5にダブルディフューザーを装着することは困難と思われていたが、エイドリアン・ニューウェイ率いるデザインチームは、短期間でそれを実現させてきた。
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