元レッドブル代表クリスチャン・ホーナーのF1復帰にモントーヤ「2秒で雇う」

イギリスGP終了後、レッドブルは20年にわたりチームを率いたホーナーを解任し、後任としてローラン・メキースを起用した。
解任の主な理由は、チームのパフォーマンス低下だとされる。エースのマックス・フェルスタッペンは今季14戦のうち2勝しか挙げられなかった。また、昨年ホーナーが不適切行為に関与したとされる疑惑も、今回の決定に影響を与えたと報じられている。
解任後、ホーナーはF1との接点を持っておらず、復帰の動きもない。この状況についてモントーヤは次のように語った。
「チャンスさえあれば、クリスチャンは戻ってくるだろう。彼が本当にそうしたいかどうかは分からないが、今回の件でレッドブルが彼に支払った額を考えれば、彼は経済的に安泰だ」
「もしかしたら契約の一部として、再びF1で働けないという条件があるのかもしれない。それだけが彼を止める要因だ。しかし僕がもしアストンマーティンやキャデラック、アルピーヌ、ハースのようなチームを率いていたら、2秒で彼を雇う」とモントーヤは付け加えた。

クリスチャン・ホーナーは20年間にわたるチーム代表在任中に、レッドブルに6度のコンストラクターズ選手権と8度のドライバーズタイトルをもたらした。
ホーナーは解任直後、レッドブルでの20年間について次のように振り返っている(Sky Sports F1より)。
「20年前、まだ白髪も少なかった頃にチームに加わった。何を期待すべきか分からなかったが、すぐに歓迎された。そして我々はF1で最強のチームのひとつを築いていった。このチームの一員であることは、人生最大の特権だった」
2025年ベルギーGPからチーム代表に就任したローラン・メキースは、これまでに2戦を指揮。現在レッドブルはコンストラクターズランキング4位(194ポイント)、フェルスタッペンはドライバーズランキング4位(187ポイント)、角田裕毅は18位(10ポイント)につけている。
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング