2008年12月のF1情報を一覧表示します。

ルイス・ハミルトン、MP4-24完成までテストには不参加

2008年12月15日
ルイス・ハミルトン
ルイス・ハミルトンは、来年1月にMP4-24が完成するまでマクラーレンのテストに参加しないことを明らかにした。

MP4-24のシート合わせを行ったハミルトンは、今週ポルトガルのアルガルベ・サーキットで行われるマクラーレンのシーズン最後のテストに参加する予定はないと語った。

ハミルトンは、日曜日にロンドンでレース・オブ・チャンピオンシップに参加し、リバプールでBBC Sports Personality of the Yearのイベントに参加したあとは、クリスマス休暇に入るという。

ジェンソン・バトン 「ホンダ以外は考えていない」

2008年12月14日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、ホンダがF1から撤退したことにより、2009年のレースシートが危うくなった。

しかし、最近チームと3年間の契約を延長したバトンは、チームを離脱し、他のレースシートを求める意思がないことを明らかにした。それは、買い手が見つからなければ、彼は2009年シーズン、レースに出場できない恐れがあることを意味する。

バトンは、現在の行動方針に不安はなく、問題を片づけるために彼の方から行動することはない語る。

フォース・インディア、2009年のドライバーを決定

2008年12月14日
フォース・インディア
フォース・インディアは13日、エイドリアン・スーティルとジャンカルロ・フィジケラの残留を発表。2009年シーズンのドライバー・ラインアップに関する噂に終止符を打った。

チームはまた、F1における2シーズン目を「完全なドライバーの継続」されるために、ヴィタントニオ・リウッツィが公式テスト&リザーブドライバーとして残留することを発表した。

F1 統一エンジンは見送り

2008年12月13日
F1
F1への統一エンジンの導入は見送られた。

FIAは12日、モナコで行われた世界モータースポーツ評議会の内容を発表。2010年から導入予定だった統一エンジンの採用は見送られた。FIAは、統一エンジンのために入札を行い、コスワースがエンジンを提供することが内定していた。

しかし、FIAとFOTAは、F1の大幅なコスト削減を目指し、様々なレギュレーションの変更を決定した。

南アフリカ、F1復活を目指す

2008年12月13日
南アフリカGP F1
南アフリカが、F1カレンダーへの復活へ向けての活動を進めている。

12日(金)、新たに設立された企業ハウテン・モーター・スポーツ・カンパニーが、南アフリカのハウテン州の首都であるヨハネスブルグ近郊でグランプリを開催するとの目標を発表した。

しかし、この発表はモナコで開かれたFIA世界モータースポーツ評議会の会合と同時に行われたことで、コスト削減対策をすすめるF1において、このタイミングでF1参入の計画を推し進めることが正しいかどうかという疑問を生んでいる。

F1:2009年以降のコスト削減項目

2008年12月13日
F1 コスト削減
12日(金)にモナコで世界モータースポーツ評議会が開かれ、FIAは2009年とそれ以降のF1コスト削減についてチームと合意に達したことを発表した。

来シーズン以降の変更点としては、2008年のチーム予算を少なくとも30%削減することが期待されている。

具体的には、シーズン中のテストの禁止、エンジンは各ドライバー8基、エンジン寿命を2倍、エアロダイナミスクの研究の削除などが決定した。

ルノー、F1エンジン改良を許可される

2008年12月13日
ルノー F1エンジン
FIAは、ルノーのF1エンジンの変更を許可した。

FIAは、世界モータースポーツ評議会での2009年のルール変更とコスト削減案の承認のあと声明を発表。チーム間の満場一致により、ルノーが提出した2009年のパワーユニットを変更リストを許可したことを発表した。

「2009年のために提案されたルノーのエンジン変更リストは、満場一致で同意に達した。その他のエンジンは変更ない」

トヨタ F1バーレーンテスト総括:ヘンキ・ワルドシュミットが参加

2008年12月13日
ヘンキ・ワルドシュミット
バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたパナソニック・トヨタ・レーシングのテストで、若手オランダ人ドライバーのヘンキ・ワルドシュミットが2日間に渡りハンドルを握った。彼にとっては、今回が自身初のF1テストとなった。

ハーグで生まれた20歳のヘンキ・ワルドシュミットは、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)のメンバーで、2008年のF3ユーロシリーズに参戦しており、その前にはフォーミュラ・ルノーのランキングを通して成長を遂げてきた。パナソニック・トヨタ・レーシングは、前年と同じくTDPドライバーの育成に力を注いでおり、チームはヘンキにF1カーでの貴重な経験を与えるために、2008年最後から2番目のテストで、2日間に渡り彼にハンドルを握らせた。

佐藤琢磨、トロロッソのテストを成功裏に終える

2008年12月12日
佐藤琢磨、トロロッソのテストを成功裏に終える
佐藤琢磨は、通算3回目で今年最後となるトロロッソのテストをスペインのヘレス・サーキットにて終えた。

先ごろバルセロナで行なわれたテストに続き、琢磨はチームが予定していたスケジュールをすべて消化し、大成功を収めた。

最終日は、同じくトロ・ロッソのテストに参加しているセバスチャン・ブエミにおよそコンマ2秒届かなかったものの、1分17秒520とで2番手タイムという結果で終えた。
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