2008年01月のF1情報を一覧表示します。
トヨタ:ヘレス合同テスト2日目
2008年1月16日

シェイクダウン走行とテスト初日のテストをヤルノ・トゥルーリが担当した後、今季新たにチームに加わったティモ・グロックが速やかにテストを引き継ぎ、システムチェックと、セットアップ変更に伴う反応変化の情報収集を続けた。
また、サードドライバーの小林可夢偉も加わり、彼は2008年型のギアボックスと電装系を装備した“TF107”でテストを行った。
午前中は濡れた路面が残っており、両ドライバー共に路面コンディションが回復した午前10時30分過ぎまで作業開始を待たなくてはならなかった。さらに、小林可夢偉は、昼食休憩の直前に排気系の問題に見舞われ、時間を費やすこととなった。しかし、110周という多くの周回をノートラブルでこなしたティモ・グロックと共に、明日もテストを継続する予定。
ルノー:ヘレス合同テスト2日目
2008年1月16日

昨日の午後ヘレスに到着したアロンソは、初日のテストの状況をエンジニアと確認し、アロンソが行う2日間のテストの準備をした。アロンソにとって、トラクションコントロールの廃止をはじめとする2008年のレギュレーションのマシンをドライブする初めての機会となった。また、過去6年間在籍したチームに順応する良い機会となった。
R27のステアリングを握ったアロンソは、70周の周回を消化し、セッション終盤には全体のベストタイムとなる1.19.503をマークした。
フェルナンド・アロンソ:インタビュー
2008年1月16日

もちろん、たくさんの変化がある - ネルソン・ビケJr.という新しいチームメイト、ドライバーエイドのない開発中の新しいマシン。初走行を終えたアロンソが、インタビューに答えた。
明けましておめでとう、フェルナンド。2008年をルノーでドライブすると発表があってから、どのように過ごしていましたか?
クリスマスは、スペインで家族や友達とリラックスした時間を過ごしていたよ。残りの時間はスイスでフィジカル・トレーニングを行っていた。毎年この時期は、徹底的なプログラムをこなしているんだ。
BMW、F1.08の初走行を終える
2008年1月15日

マリオ・タイセンは満足げに「F1.08のロールアウトは問題なく行われた。すべての機能がはじめから機能し、ロバートは新車のハンドリングについて前向きな印象を得たようだ。エンジニアや技術者にとって最もスリリングな瞬間で、ポジティブな結果が得られた。ここ数日で、我々はさらにF1.08のパフォーマンスを磨くために、細かいテクノロジーをテストするつもりだ。」と語った。
クビサにとっては、F1カーのインストレーションラップを担当するのは初めてのことだった。「とても良いスタートだったよ。数周のドライブだったけど、すべて正しく進んでいると感じた。クルマは、F1.07より安定していて、より多くのグリップがある。テストをするのが楽しみだ」とコメントした。
彼のチームメイトであるニック・ハイドフェルドは、マニクールにある未来的なルックスのBMWの配達センター“BMW Welt”で、すでに数ラップのデモンストレーション走行をおこなっている。彼は火曜日にバレンシアでF1.07をドライブし、木曜日にはF1.08をドライブする予定だ。「古いクルマでも十分に運転を楽しんでいるよ。冬休みの間は、何週間もクルマに乗らなかったからね。F1.08は私のF1キャリアの中で最も美しいマシンだ。とても興味深いね。木曜日にF1.08に乗れることに本当に興奮しているんだ」と語った。
テクニカル・ディレクターのウィリー・ランプは、満足とともに安心しているようだった。「チーム全体が、熱い興奮でこの日を楽しみにしていた。我々みなが、完全な新車の初走行で、問題が全くなかったとこをとても喜んでいる。さらなるテストプログラムがはじまる前に、すべてのクルマのシステムと全センサーを細部までチャックするつもりだ」
アロンソ、ルノー復帰後初走行
2008年1月15日


ヘレス合同テストの2日目である15日(火)、2度の世界チャンピオンであり、マクラーレンから古巣ルノーへ復帰したフェルナンド・アロンソがルノー復帰後初となる走行を行った。
2年前とは異なる、INGルノーF1チームのレーシングスーツに、去年とは異なるカラーリングのヘルメットで挑むアロンソの姿は新鮮である。
レッドブル:ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日

午前中は、昨夜から降り続いた雨のおかげで、デビッド・クルサードはトラクションコントロールやエンジン・ブレーキのないクルマで初めてウェット・コンディションの走行を行った。コースが完全に乾くまでには時間がかかり、1日を通してコンディションは変化し続けた。技術的なテスト・プログラムは、今年採用される共通ECU(電子制御システム)によるエンジンやギヤボックスのオペレーションの評価が中心だった。
明日、火曜日にはマーク・ウェバーがテストを引き継ぎ、3日目の水曜日にはクルサードが2008年仕様RB4のデビュー走行を行なう。
ルノー:ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日

ウエットコンディションにより、作業は妨げられたが、ピケJr.はマシンの挙動を改善すべくセットアップを行った。加えて、新エレクトロニック規定へのさらなる理解を高めるために、エンジンのマッピング作業行った。
フェラーリ、ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日

朝は雨によって進行が妨げられ、お昼までウエットコンディションは続いた。午後になって天気は回復し、ドライタイヤでの走行が可能になった。
17時にテストが終了するまで、2台のF2008はトラブルなく走行した。この日、キミ・ライコネンは59周を走行し、1.19.845のタイムをマーク。フェリペ・マッサは、43周を走行し、ベストタイムは1.20.123だった。
15日も引き続き、キミ・ライコネンとフェリペ・マッサがステアリングを握る。
スーパーアグリ、ヘレス合同テスト初日
2008年1月15日

チームの予定としては、朝の間に暫定マシンでの最適な解決策を得るために冷却オプションを評価することだった。
しかし残念なことに、問題が起きてしまい、明日スペアパーツが使えるようになってプログラムを再開できるまで、走行は中断されることになった。