ステファノ・ドメニカリ、アンドレッティのF1参入へのアプローチを批判
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、アンドレッティ・グローバルがF1グリッドへのアクセスを得るために行っている公開アプローチを批判した。

ステファノ・ドメニカリは、F1チームは貪欲だと言ったマイケル・アンドレッティが「賢くない」と思っていると説明し、F1グリッドへの参加に関心を持つ、それほど声高ではないチームが他にもあることを強調した。

また、アンドレッティの行動については「非常にオープン」に議論したと明かし、「私なら違う方法で行動していただろう」と語った。

2022年シーズンの大半を現在のF1グリッドを拡大する可能性について議論していたアンドレッティ・グローバルは、1月の発表でゼネラルモーターズとともにF1に参戦することを正式に表明している。

この話題はここ数カ月で多くの議論を呼び、F1がFIA会長のモハメド・ビン・スレイエムの期待よりも公に熱心でないことから、F1とその運営組織との間の世論対立にさらに拍車をかけている。

「まず第一に、我々はレースに価値をもたらしてくれるすべての人を歓迎している」とステファノ・ドメニカリはSky Sports F1に語った。

「皆を尊重する必要があると思う。マリオやマイケル・アンドレッティのように、F1参入の意志を声高に主張しているチームもある。しかし、私の考えではチームが貪欲であると言うのは賢いとは言えない」

「だから、尊重すべきプロセスがあり、我々はFIAと一緒にそのプロセスが尊重されるようにするだろう」

FIAは先週、2025年からのF1参入を目指す新チームを特定するための申請プロセスを正式に開始し、アンドレッティに続いてパンテーラ・チーム・アジアが2チーム目として名乗りを上げた。

ステファノ・ドメニカリは11番目のチームがF1グリッドに加わることについて、「すべての要素が揃えば、大歓迎されるだろう」と付け加えた。

「誰かがこのシステムを推し進めようとするからといって、過剰に反応する必要はない」

「誰かが叫んでいて、誰かが叫んでいないに関係なく、正しい方法で、このプロセスは真剣に行われるだろう」

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カテゴリー: F1 / アンドレッティ / リバティ・メディア