アルピーヌF1チーム ポール・アロンをF1イタリアGPのFP1に起用
アルピーヌのリザーブ兼テストドライバーを務めるポール・アロンが、今週末のF1イタリアGPのフリー走行1回目(FP1)で再びF1マシンに乗ることになった。

これでエストニア出身のアロンが公式F1セッションに参加するのは3回目となる。これまで2025年シーズンはシルバーストンとハンガロリンクで走行機会を得ている。

アロンは現在アルピーヌF1チームのリザーブ兼テストドライバーを務めているが、これまでの2度のFP1出走はザウバーにレンタルという形で参加していた。今回のイタリアGPでは、初めてアルピーヌのマシンを駆ることになる。

アロンは2024年のF2でタイトル争いを最終戦まで繰り広げた実績を残し、その後アルピーヌのリザーブドライバーに加入した。2025年はレース活動は行っていないものの、エンストンのシミュレーター作業やサーキットでのリザーブ業務など、チームの裏方として多くの仕事を担っている。

アロンは今回の機会について次のように語った。
「モンツァでチームとともに初めてグランプリウィークエンドに参加し、A525を走らせることを楽しみにしている」

「昨年末にテスト兼リザーブドライバーとしてチームに加わって以来、みんなと本当によく知り合うことができた。金曜のフリー走行1回目を任せてもらえたことに感謝している」

「週末全体に向けてクルマのセットアップを助け、競争力のあるレース週末をスタートから作り上げられるよう、できる限り良い仕事をするつもりだ」

「個人的にも、シミュレーターやテストで得た経験をさらに積み重ねる良い機会になる。自分にとってもチームにとっても、有意義で楽しいセッションにできるよう全力を尽くす」

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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / F1イタリアGP