アルファタウリF1代表 「ペレスはフェルスタッペンに壊されることはない」
アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、セルジオ・ペレスがマックス・フェルタッペンに“壊されることはない”と信じており、ピエール・ガスリーなどの過去のチームメイトとは異なる姿勢でレッドブル・レーシングでの挑戦に取り組むことになると確信していると語る。

今年、レッドブル・レーシングは新しいドライバーを迎えた。1年契約で加入したセルジオ・ペレスはマックス・フェルスタッペンにとってレッドブル・レーシングでの3人目のチームメイトとなる。

レーシング・ポイントから移籍するセルジオ・ペレスは、1年前にピエール・ガスリーの後任としてジュニアチームから昇格したアレクサンダー・アルボンと交代でチームに加入する。

ピエール・ガスリーは、トロロッソでパフォーマンスを取り戻し、チームがアルファタウリに名前を変えた昨年にはF1イタリアGPでチームに勝利をもたらしたが、レッドブルはガスリーに2度目のチャンスを与える代わりにセルジオ・ペレスを起用することを選んだ。

レッドブルのF1マシンは、マックス・フェルスタッペンのドライビングスタイルに合っていると考えられているが、チームメイトには同じことは言えない。ピエール・ガスリーは無理にマシンを手なずけようとして最終的には失敗し、アレクサンダー・アルボンも同じようにマシンに問題を抱えた。

「彼(ガスリー)にはチームメイトとしてマックス・フェルスタッペンがいた。そして、マックスは何人かの例外を除いて彼の隣にいた全員を殺してきた」とフランツ・トストは説明する。

「ニューカマーが非常に高い期待を持ってそこに行くと、4年~5年のF1経験があるマックス・フェルスタッペンがそこにいることに気づき、つぶれてしまう」

「彼はフィールドで最速のドライバーの一人だ。そうして、マシンが自分の思い通りに動作しないことがわかる」

だが、フランツ・トストは、セルジオ・ペレスは、マックス・フェルスタッペンをチームメイトにすることで待ち受ける課題をより理解しているため、同じ運命が降りかかることはないと確信している。

ピエール・ガスリーと同じように、セルジオ・ペレスはF1サヒールGPで初優勝を挙げ、レーシング・ポイントに勝利をもたらしている。

「マシンがペレスに合っていれば、彼は確実に良い結果を出せるだろう」とフランツ・トストは語る。

「彼は痕跡を残してきたし、多くのポイントを獲得してきた。だが、彼は自分の速さを知っているので、フェルスタッペンに壊されることはないだろう」

「ペレスは、マックスが彼を倒そうとしていること、そして、彼にはチャンスがないことを知っている」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / セルジオ・ペレス / マックス・フェルスタッペン