FIA 世界耐久選手権 トヨタ自動車 フェルナンド・アロンソ
2度のル・マン24時間ウィナーでトヨタLMP1チームのアドバイザーを務めるアレックス・ブルツは、F1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソのLMP1カーでの初テストに感心したと語る。

アレックス・ブルツは、WECルーキーテストが開催されたバーレーンを訪れ、トヨタのガレージでフェルナンド・アロンソのテストを観察した。

フェルナンド・アロンソは、トヨタ TS050 HYBRIDの8号車で113周を走り込んで1分43秒013を記録。7号車を走らせたレギュラードライバーのマイク・コンウェイからわずか0.6秒差というタイムだった。

「私はスポーツカーのファンなので、プロドライバーがこのプロトタイプカーの興奮を感じてくれることを誇りに思う」とアレックス・ブルツは Autosport にコメント。

「フェルナンド・アロンソは、最高のレースドライバーの一人であり、予想はしていたと思うが、彼はテストでとてもよかった」

「彼はすぐに独特なドライビングスタイルに適応し、一日を通して非常に構造的な優れたフィードバックを与えていた」

今回のテストで、フェルナンド・アロンソは速いラップタイムを出すことをタスクとして与えられていなかったため、最終的なタイムシートでフェルナンド・アロンソのパフォーマンスを判断するのは不可能だが、ペースがあったのは間違いないと語る。

「我々は異なるプログラムを実行していたし、路面温度も異なっていたため、詳細を比較することは不可能だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「その全てがラップタイムに影響を与える。だが、レギュラードライバーと我々の“ルーキー”とのラップタイムは非常に近かった」

「私が言えるのは、彼は実際にとても良かったということだ。彼と仕事をするのはとても楽しい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / トヨタ / アレックス・ブルツ / WEC (FIA世界耐久選手権)