フェルナンド・アロンソ トヨタ FIA 世界耐久選手権
マクラーレンのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソが、今月後半のFIA 世界耐久選手権(WEC)の公式ルーキーテストでトヨタのLMP1カーを走らせると Autosport が報じている。

フェルナンド・アロンソは、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)での『3冠』獲得を自身のキャリアの目標に掲げており、今年はリタイアに終わったもののインディ500に挑戦している。

報道によると、フェルナンド・アロンソはWEC最終戦の翌日となる11月19日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるルーキーテストでトヨタ・TS050ハイブリッドを走らせる契約に近づいているとされ、すでにケルンにあるToyota Motorsport GmbHのファクトリーを訪問してシート合わせを行ったとも報じられている。

トヨタはこの件について否定も肯定もしておらず、広報担当は「我々はそのような推測にコメントすることはありません」と述べている。

トヨタはまだ来季のWEC参戦を明言していないが、フェルナンド・アロンソのLMP1カーでのテストは、6月のル・マン24時間レースにむけての前兆になるかもしれない。

トヨタは、マクラーレンがフェルンド・アロンソとの新契約がル・マン24時間レースに参戦することが可能であることが判明した際にアロンソと交渉することにオープンだと述べていた。

トヨタのチームディレクターを務めるロブ・ロイペンは「我々は常にトップドライバーとの交渉に関心を持っているし、パスカル(バセロン、テクニカルディレクターは、F1でのミシュラン時代にフェルナンドと良い関係を築いている」とコメント。

トヨタは、まだWEC継続をコミットしていないが、Toyota Gazoo Racingの代表を務め、トヨタのモータースポーツの責任者である友山茂樹は、同シリーズに長期的に残ることを強く示唆している。

東京モーターショーで友山茂樹は「我々は留まることを望んでいます。そして、勝利が唯一の目標です」と語っている。

フェルナンド・アロンソは、来年1月のデイトナ24時間レースにユナイテッド・オートスポーツから参戦し、スポーツカーデビューを果たすことが決定している。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / トヨタ / WEC (FIA世界耐久選手権)