フェルナンド・アロンソ 「コラピントはいずれF1グリッドに戻ってくる」
フェルナンド・アロンソは、フランコ・コラピントが「遅かれ早かれ」F1グリッドに戻ってくるだろうと考えている。

アロンソ自身のドライバーマネジメント会社であるA14マネジメントは、トップの愛弟子である新F2チャンピオンのガブリエル・ボルトレトをアウディ傘下のザウバーとともに2025年のF1グリッドに送り込むことに成功した。

しかし、アロンソは、コラピントがスペインF4に参戦していた頃から彼と何らかのつながりがあり、2度のチャンピオン経験を持つアロンソは、資金援助も行っていた。

21歳のルーキーは、ウィリアムズで苦戦していたローガン・サージェントのシートをシーズン途中で引き継いだことで注目を集め、レッドブルやアルピーヌが2025年のドライバーとして獲得に関心を示しているという噂もあった。

というのも、カルロス・サインツが来季からコラピントのウィリアムズのコックピットを引き継ぐからだ。フェラーリから追放されたサインツは、月曜日にはアブダビでの「フィルミングデー」に2024年のマシンで走り、ウィリアムズでの新たな冒険を早くもスタートさせた。

サインツのウィリアムズでのトラックデビューは、フェラーリのスポンサーであり、スペインの銀行であるサンタンデールがウィリアムズのスポンサーになるというチームの発表と同時だった。

コラピントに関しては、F1での素晴らしいスタートも、最近ではクラッシュの連続で失速した。今シーズン、そして今のところF1でのキャリアは、オスカー・ピアストリとの衝突と機械的なリタイアで終わってしまった。

「望んでいたような終わり方ではなかった。ポジティブな形で終わりたかったので残念だ」とコラピントはDAZNに語った。

「良いペースだったと思うけど、何らかの理由でそれを示すことができなかった」

ウィリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズはアブダビで、2025年に彼を獲得する別のチームに12月中旬の期限を課したと語った。

「もしレッドブルやアルピーヌが12月中旬までに彼を必要としなければ、2025年はリザーブドライバーとして我々と一緒にいることになるだろう」とボウルズはBlickに語った。

「我々はあらゆる話し合いを歓迎する。2年、3年、4年、すべてに値段がある」

アロンソの考えでは、コラピントが最近出場したレースでいくつかのアクシデントに見舞われたことは、彼の評判をそれほど損なうものではないはずだ。

「特に最初のレースでは、彼に問題や不運はなかったことを示していたと思う。彼はスピードと才能を示していた」と43歳のスペイン人は付け加えた。

「F1の問題はシートが20しかないことだが、フランコは自分の実力とアイデンティティを示すことができたと思う。だから、遅かれ早かれチャンスは訪れるだろう」

次の計画について尋ねられたコラピントは、アブダビを発つ前に次のように語った。

「アルゼンチンに戻って家族と過ごし、この不運から逃れたいと思っている」

「前を向いて、前進し続けなければならない。将来、チャンスが巡ってくるだろう。ただ、不運が続いただけだ。最近、我々が経験した不運は異常だった」

「今は少し休んで、より強くなって戻ってくるしかない」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / フランコ・コラピント