アロンソ 45歳まで現役F1ドライバー「衰えを感じたら真っ先に手を挙げる」
アロンソは将来の選択肢を熟考した結果、アストンマーティンとの複数年契約を締結。契約には少なくとも2025年と2026年シーズンのF1参戦が含まれる。
アロンソが継続を望むか否かによって、F1契約は延長されるか、本人が「生涯プロジェクト」と呼ぶように、アストンマーティンでドライバー以外の役割に転換される可能性がある。
アロンソは2026年シーズン中に45歳になる。2度のワールドチャンピオンに輝いたアロンソは、すぐにペースダウンする兆候はないものの、自分の走りで何かが失われたと感じたら正直に話すと語った。
「それは本当だ。僕は45歳以上になってもレースを続けるつもりだ」とアロンソは語った。 「ある日、自分にやる気がなかったり、調子が良くなかったり、速さがなかったりすると感じたとしても...僕はアストンと非常に誠実な関係を築いていると思う」
「まっさに手を挙げて『もしかしたらあちことで失っているかもしれない』と言うだろう。そして解決策を見つけるだろう」
「でも、今後数年間はそのような状況になるとは思わない。日本で言ったように、おそらくこれまでで最高のレースの一つがたった5日前に起こったので、気分は良い。何も問題はないと思う」
「そしてルイスは来年1月に40歳になるし、少なくとも皆さんが話題にする40歳以上は僕だけではなくなる！」
レース全般からの引退は決して選択肢にはなかったと語るアロンソは、慌ただしいシーズン開幕を機に、24レースとトラック外での活動というF1の容赦ないスケジュールをひたすらこなすことを続けるかどうかを考えたと説明した。
オーストラリアGPの後、アロンソはF1への愛がシリーズの過酷なライフスタイルに対する警戒心を上回り、アストンマーティンとの契約延長を求める決断を下したと語る。
「明らかに、F1はすべての時間やエネルギーを奪うもので、レースを続けるためには基本的に人生のすべてをあきらめなければならない」とアロンソは説明した。
「数レース、あるいは数週間、もっと長い年月を捧げる覚悟があるかどうか、自分の頭で考える必要があった」
「正直なところ、それはレースのためというより、移動だった。このカレンダーを見て、これが自分にとって負担になるのではないかと少し恐れていた」
「プレシーズンには写真撮影、ビデオ撮影、ローンチシーズンなど、いろいろな仕事がある。ある意味で、ドライバーにとって、そして僕にとって、キャリアの中で特にこの時期は、かなり厳しいものなんだ」
「だから、年明けのタフな時期や、移動、時差、大きな飛行機など、ある意味であえてタフな時期を過ごさせてほしいと言ったんだ」
「ドライブを愛しすぎて、今は止められないと感じた。ドライビングの喜びやドライビングに対する情熱に比べれば、犠牲にしなければならないものは小さいと思う」
「僕はF1を呼吸し、F1を生きている。F1マシンに乗るためにトレーニングし、F1マシンに乗るために食事をする」
「そして、ライフスタイルを変える必要があると感じた瞬間は訪れなかった。僕のライフスタイルは素晴らしいよ」
「自分の仕事が大好きなので、家に座ってF1レースを見ることに満足するつもりはない。現時点ではまだそこにいるべきだと感じている」
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