アロンソ 「F1シーズン途中のタイヤ構造変更はルール変更に等しい」
フェルナンド・アロンソは、F1とピレリがタイヤ構造を変更したことを批判し、シーズン途中の変更がアストンマーティンのマシンのパフォーマンスに影響した可能性を示唆した。

前戦のシルバーストンで、ピレリはすべてのコンパウンドで新しいスリックタイヤを投入した。この製品は、今年のグラウンドエフェクトカーの負荷レベルの増加に対応して、F1の単独タイヤサプライヤーであるピレリによって開発された。

シルバーストーンでは各チームから具体的な不満の声は出なかったものの、アロンソはルール変更に等しいシーズン中の微調整に反対を表明した。

イギリスGPを8位で終えたアロンソは、新スペックのタイヤがアストンマーティンのパフォーマンスに影響を与えたかのではないかとも疑問を呈した。

「分からないけどね。明らかにまだ今後数レースでもう少し詳細に分析する必要がある要因の1つだ」とアロンソは今週末のハンガリーGPに先立って語った。

「チャンピオンシップの途中でルールを変えるのは好きじゃない」

「スポーツでは、テニストーナメントなどの途中でボールを交換するけど、ここでタイヤを交換したり、F1世界選手権の途中でルールを変更したりするときにも同じことが起こる」

「でも、結局のところ、それは誰にとっても同じことなので、タイヤをできる限り理解し、できれば最大限に引き出す必要があるだけだ」

「何か変化があるのか?先ほども言ったように、まだ100パーセント確信は持てない。何かを確認するには数レース必要だ。今のところ、見た目は非常に似ているけど、様子を見る必要がある」

フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1

アストンとアロンソのシーズン前半の目覚ましい活躍は、ここ2レースで影を潜めた。しかし41歳のアロンソは、ハンガロリンクのタイトでツイスティなレイアウトが、アストンマーティンのAMR23の相対的なペースを復活させると確信している。

「コースのレイアウトや特性は、今年これまで僕たちが好成績を収めてきたサーキットに少し似ているし、高速コーナーや長いストレートは僕たちのパッケージの強みではないと思う」とアロンソは説明した。

「そしてオーストリアとシルバーストンはその明らかな例だったと思う」

「ここで僕たちがもっと強いパフォーマンスに戻れることを願っている。たとえ僕たちの主な競合相手がパッケージを改善したとしてもね。彼らはここでも非常に強いだろう。」

「だから難しいだろうけど、楽しめればいいね」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アストンマーティンF1チーム