アストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソ 「好調スタートを維持するにはハードワークが必要」
F1バーレーンGPで印象的なシーズンスタートを切ったフェルナンド・アロンソだが、カレンダー第2戦のF1サウジアラビアGPでは、学習曲線が「より険しく」なると考えている。

フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンが2023年F1シーズンの好調なスタートを維持するためには「ハードワークが必要」だと警告する。

バーレーンGPでは、アロンソがレッドブル勢に続く表彰台を獲得し、ランス・ストロールはサイクリング中の事故で手首と足の指を負傷してからわずか2週間後に6位を獲得するなど、アストンマーティンF1チームはそのパフォーマンスを印象付けた。

しかし、アロンソはチームがすぐに次のサウジアラビアGPに焦点を移したことを認め、このイベントはまったく異なる挑戦となると予想している。

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「バーレーンではクルマのフィーリングがとても良く、今シーズン初の表彰台を獲得することができ、楽しい週末を過ごすことができた」とアロンソは語った。

「しかし、今は今週末のジェッダに向けて全力を注いでいる」

「開幕戦とは全く違うサーキットなので、また違ったチャレンジになるだろう」

「バーレーンでは2週間を過ごし、全員がサーキットやコンディションに慣れることができた。今週の金曜日からの学習曲線はより急勾配になるだろう」

F1サーカスは、サウジアラビアGPの後、オーストラリアに到着する。アロンソは、この時点でアストンマーティンのパフォーマンスの真のレベルも明らかになると考えている。

「現実的には、バーレーン、サウジアラビア、オーストラリアの3つのサーキットで、全く異なるレースウィークエンドを過ごすことになるため、全体的なパフォーマンスがどの程度なのかがよくわかるのは、オーストラリア以降になると思う」とアロンソは説明した。



「ここジェッダとオーストラリアで、クルマがどう動くかを確認するチャレンジが目の前にある」

「過去にはバルセロナとバーレーンでテストを行ったので、2つの参考資料があった。今年はバーレーンでテストを行い、バーレーンでレースをしたので1つしかない」

「現時点では、明日は我々も含めて多くのチームにとって、異なるサーキットでのクルマと操作方法を知るためのテスト日のようなものになるだろう」

アストンマーティン・チームは、新型車の目覚ましいペースだけでなく、現在のポテンシャルを最大限に発揮し、チャンスを逃さないために、レース運営の「ファインチューニング」も行っている。

内部組織から、シミュレーターでの作業とサーキットでのパフォーマンスとの関連付けまで、リザーブドライバーのストフェル・バンドーンやフェリペ・ドルゴビッチも巻き込んで、シルバーストーンに拠点を置くチームは、今シーズン大きな前進を遂げるために懸命に取り組んでいる。

「ミーティング、タイミング、プレゼンテーション、エンジニアやパフォーマンスチームと週末に取り組む重要なポイント、そしてファクトリーシミュレーターでの作業など、レース準備の方法についていくつかの微調整を行ってきた」とアロンソは説明する。

「シミュレーターにはストフェルやフェリペがいるので、自分たちが望むことを実現するために、足並みをそろえようとしている」

「シミュレーターのドライバーたちが、実際のマシンがコース上にあるときにレースドライバーが要求しないようなことを要求すると、マシンのパフォーマンスや開発で迷うことがある」

「しかし、このプロジェクトはまだ2、3カ月しか経っておらず、チームには新しい人が大勢います。だから、これからもっといろいろなことが起こるだろう。"

「冬の間にそのようなことに取り組んできたし、進捗には満足しているけど、このプロジェクトはまだ2~3か月で、チームには新しい人がたくさんいる。だから、これからが勝負だ」

「このスタートを維持し、今週末も強い結果を出すためには、地に足をつけたハードワークが必要だ」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アストンマーティンF1チーム / F1サウジアラビアGP