フェルナンド・アロンソ、フェルスタッペンとハミルトンの接触は「騒ぎすぎ」 / F1イタリアGP 決勝
フェルナンド・アロンソは、F1イタリアGPでのマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンのクラッシュは“大したこと”ではなく、“残念ながら”よくあるレーシングインシデントだったと感じている。

今年のタイトル候補であるマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは、F1イタリアGPで2台のマクラーレンに次ぐ3位を争っている最中に今シーズン2度目の大クラッシュを喫した。

マックス・フェルスタッペンもルイス・ハミルトンも望んでいたレース展開ができておらず、お互いに退かずに最初のシケインへと突入。コース幅をなくなって、マックス・フェルスタッペンは縁石で跳ね、ルイス・ハミルトンのタイヤに接触してマシンに乗り上げ、両者はリタイアとなった。

スチュワードは、マックス・フェルスタッペンに過失があると判断して、次戦F1ロシアGPで3グリッド降格ペナルティを科した。

タイトルを争うライバル同士の接触に、マックス・フェルスタッペンが故意にルイス・ハミルトンを道連れにしたというストーリーも描かれているが、フェルナンド・アロンソは、レーシングインシデントであり、大したことではないと感じている。

「まあ、2つのチャンピンがそこいれば、いつだって限界まで戦うよね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「ポジションが不運だったように見える。コーナーと縁石によって、マシンが少し跳ねて、彼らは接触した。タイヤとタイヤが接触すると、ラバーがマシンを飛ばす」

「でも、あれは低速だった。彼らは時速30~40kmで走っていたし、危険ではなかった。なんのことはない」

「大したことではないと思う。シルバーストンではそうだったかもしれないけど、今回のはただのレーシングインシデントだ」

「ルイスはターン1でスピードを上げて、マックスにコーナーをカットさせようとしたと思う。マックスはコーナーをカットせず、アウトサイドにとどまった。でも、それからインサイドでターン2を曲がることができなかった」

「僕は彼らの両方が・・・彼ら両方がやらなければならなかったことをしたと思う」

「残念ながら、彼らは接触した。なぜなら・・・スタートのリプレイも見たけど、ジョビナッツィとルクレールも同じように接触し、ストロールとペレスも同じ感じでターン1とターン2で接触した」

「でも、彼らはホイールとホイールが接触したのではなく、タイヤとタイヤが接触した。だから、同じことは起こらなかった。でも、あれはターン1とターン2のおける非常に典型的な策略だし、ホイールとホイールが接触したのは不運だった」

幸いなことに、ルイス・ハミルトンは頭と首をヘイローによって守られ、怪我をすることなくクラッシュから逃れた。

フェルナンド・アロンソも、他のマシンが自分のマシンに乗り上げるクラッシュに巻き込まれた経験がある。ロマン・グロージャンが5人を巻き込む多重クラッシュを起こして1戦の出場停止を喰らった2021年のF1ベルギーGPのオーピニングラップだ。

「あれは非常に異なっていると思う」とフェルナンド・アロンソは勝った。

「当時、ロマンとルイスは制御不能だった。彼らはスパの最初のコーナーで接触して、ボーリングをした。僕はそこにいたけど、誰でもそこにいた可能性があった。だから、今日のものとは違う」

「彼らはレースをしていただけだし、言ったように、ターン1と2には、彼らに起こったことと非常によく似た接触が少なくとも4~5ケースある。地面にぶつかるか、フロントウィングにぶつかるか、タイヤにぶつかるかは、ミリ単位の差だ」

「でも、彼らがしたことは、スタートで目にした5~6つのインシデントとそれほど違いはない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ルイス・ハミルトン / F1イタリアGP / マックス・フェルスタッペン