F1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン スペイングランプリ
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1スペインGPの予選でチームとして今季初のQ3進出を果たして8番グリッドを獲得。チームが今週末に持ち込んだアップグレードは“間違いなく前進を果たしている”と満足気に語った。

マクラーレンは、今週末のF1スペインGPに奇抜なデザインのノーズを含めた“Bスペック”レベルのアップグレードを投入。その効果はフリー走行1回目から現れていた。

フェルナンド・アロンソは、今シーズン初となるQ3進出を果たし、8番グリッドを獲得。“完璧な予選”だったとマクラーレンのパフォーマンスを振り返った。

「僕たちにとって完璧な予選だったかもしれない。僕たちはベストなパフォーマンスを発揮しようとしていたし、今日は1発でどのタイヤが最速か不明だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「僕たちはどっちのタイヤが最速かを見極めるためにQ2で両方のタイヤをテストすることに決めた。Q3ではレッドとイエローの両方のタイヤが1発でかなり類似していたので、Q3でも同じシークエンスを繰り返した」

「もちろん、タイヤは非常に限られている。2セットのレッド、2セットのイエロー、2セットのホワイトで予選に挑んだ。Q1、Q2、Q3と進めていかなければならないし、Q3はだいたい残っているタイヤを使わなければならない」

「Q2ではイエローを2セット使って、Q3でイエローが残っていないドライバーもいた。僕たちは予選を最適化できたと思う。もちろん、僕たちにとって今年初めてのQ3進出だし、ルノーとハースの前で8番手を獲得できたのは非常に嬉しいサプライズだ」

また、フェルナンド・アロンソはマクラーレンの新しいパッケージが間違いなく前進を果たしていると語る。

「満足している。8番手は間違いなく良いポジションだし、前回の予選で僕は13番手だった。間違いなく前進を果たしている」とフェルナンド・アロンソは Sky F1 にコメント。

「このポジションの好ましくない点は、まだトップ6とのギャップがあることだ。彼らは別のリーグにいるし、僕たちは追いかけ続けて、レース毎にギャップを縮めていかなければならない」

「今回のレースで前進を果たしたのは間違いないし、僕たちがトラックに持ち込んだ全てのものが期待通りラップタイムのパフォーマンスを届けている。そこはポジティブだ」

「このパッケージが僕を満足させてくれているのは間違いないけど、見方を変えれば、このクルマはオーストラリアGPのパッケージであるはずだった」

「1回目の改善の遅れによって僕たちは開幕数戦で難しいポジションにいた。僕たちはちょっとの運と良いレースで日曜日に多くのポイントを獲得してきたけど、今後は開発をさらにプッシュして、全てのレースで新しいパーツを投入していく必要がある」

フェルナンド・アロンソは、トップ10内で唯一スーパーソフトでスタートするドライバーとなるが、それが正しい判断だったのかどうかはわからないと認める。

「スタートでレッドを使いのはトップ10内で僕たちだけだと思う。それが良かったのかどうかはわからない。明日の天候、コンディション次第だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「スタート時に路面は濡れているかもしれないし、様々なことが起こるかもしれない。レッドにとって最悪のケースになるかもしれない。でも、スタートタイヤには満足しているし、ポジションにも満足している。明日どうなるか見てみよう」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マクラーレンF1チーム / F1スペインGP