F1スペインGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPの予選が12日(土)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが12番手だった。
午前中に行われたフリー走行3回目ではトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが大クラッシュ。マシンの修復が間に合わず、ギアボックス交換による5グリッド降格もあり、予選出走を断念した。
フリー走行3回目ではルイス・ハミルトンがトップタイムを記録してメルセデスが1-2。フェラーリに0.269秒差をつけた。また、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが電気系のトラブルで予選シミュレーションができておらず、予選開始時になってもクルマは修理中。さらに予選セッション中には雨が予報され、気温18.9℃、路面温度は27.3℃まで下がって風も強くなるなど、展開が読めないなかでセッションは開始された。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードを更新する1分16秒173を記録し、開幕戦以来の今シーズン2回目のポールポジション獲得。2番手には0.040秒差でチームメイトのバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占。
3番手にはトップから0.132秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢が2列目に並ぶ。3列目にはマックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルドとレッドブル勢が並び、3強が上位3列を占めた。
7番手にはケビン・マグヌッセン(ハース)、8番手には今シーズン初のQ3進出を果たしたフェルナンド・アロンソ、9番手にはカルロス・サインツ(ルノー)、10番手にはロマン・グロージャン(ハース)が続いた。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ2進出を果たすも12番手。ブレンドン・ハートレーは明日の決勝をピットレーンからスタートする。
F1スペインGPの決勝は5月13日(日)の22時10分(現地時間15時10分)からスタートが切られる。
【Q1】
18分間のQ1セッション。真っ先にコースインしたのは今週末厳しい展開となっているウィリアムズのランス・ストロールとセルゲイ・シロトキン。マクラーレン勢はミディアム、フォース・インディア勢はソフトタイヤで走行をスタートさせた。マックス・フェルスタッペンも無事にコースインしている。
Q1をトップで通過したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。冬季テストで自身が記録した非公式のラップレコード(1分17秒182)を早くも上回る1分17秒031を記録した。2番手にはマックス・フェルスタッペン、3番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続く展開。
終了間際にはランス・ストロール(ウィリアムズ)がスピンを喫してクラッシュ。セクター3でイエローフラッグが振られてセッションは終了。セルゲイ・シロトキンも18番手にとどまり、中国、バーレーンに続いて3戦連続でQ1敗退。その他、セッション中にギアボックスに不具合に見舞われたニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、マーカス・エリクソン(ザウバー)がノックアウトとなった。
【Q2】
15分間のQ2セッション。上位ドライバーはソフトタイヤでタイムアタックを実施。セバスチャン・ベッテルが1分16秒802と1分16秒台に突入してトップで通過。2番手にキミ・ライコネン、以下、メルセデス、レッドブルの順でトップ6。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が今季初のQ3進出を果たした。
Q2ではストフェル・バンドーン(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)、フォース・インディアの2台、シャルル・ルクレール(ザウバー)が脱落した。
【Q3】
12分間のQ3セッション。1回目のアタックではルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分16秒491でトップ。2番手にはマックス・フェルスタッペン、3番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢が続き、フェラーリ勢はミスもありタイムが伸びない。
2回目のアタックではリカルド、フェラーリ勢、アロンソ、サインツがソフトタイヤでアタック。最終的にルイス・ハミルトンが1分16秒173を記録してポールポジションを獲得。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP
午前中に行われたフリー走行3回目ではトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが大クラッシュ。マシンの修復が間に合わず、ギアボックス交換による5グリッド降格もあり、予選出走を断念した。
フリー走行3回目ではルイス・ハミルトンがトップタイムを記録してメルセデスが1-2。フェラーリに0.269秒差をつけた。また、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが電気系のトラブルで予選シミュレーションができておらず、予選開始時になってもクルマは修理中。さらに予選セッション中には雨が予報され、気温18.9℃、路面温度は27.3℃まで下がって風も強くなるなど、展開が読めないなかでセッションは開始された。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードを更新する1分16秒173を記録し、開幕戦以来の今シーズン2回目のポールポジション獲得。2番手には0.040秒差でチームメイトのバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占。
3番手にはトップから0.132秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢が2列目に並ぶ。3列目にはマックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルドとレッドブル勢が並び、3強が上位3列を占めた。
7番手にはケビン・マグヌッセン(ハース)、8番手には今シーズン初のQ3進出を果たしたフェルナンド・アロンソ、9番手にはカルロス・サインツ(ルノー)、10番手にはロマン・グロージャン(ハース)が続いた。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ2進出を果たすも12番手。ブレンドン・ハートレーは明日の決勝をピットレーンからスタートする。
F1スペインGPの決勝は5月13日(日)の22時10分(現地時間15時10分)からスタートが切られる。
2018年 第5戦 F1スペインGP 予選 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分17秒633 | 1分17秒166 | 1分16秒173 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分17秒674 | 1分17秒111 | 1分16秒213 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分17秒031 | 1分16秒802 | 1分16秒305 |
4 | 6 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分17秒483 | 1分17秒071 | 1分16秒612 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分17秒411 | 1分17秒266 | 1分16秒816 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分17秒623 | 1分17秒638 | 1分16秒818 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分18秒169 | 1分17秒618 | 1分17秒676 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分18秒276 | 1分18秒100 | 1分17秒721 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分18秒480 | 1分17秒803 | 1分17秒790 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分18秒305 | 1分17秒699 | 1分17秒835 |
11 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分18秒885 | 1分18秒323 | |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分18秒550 | 1分18秒463 | |
13 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分18秒813 | 1分18秒696 | |
14 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分18秒661 | 1分18秒910 | |
15 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分18秒740 | 1分19秒098 | |
16 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分18秒923 | ||
17 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分19秒493 | ||
18 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分19秒695 | ||
19 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分20秒225 | ||
28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ |
【Q1】
18分間のQ1セッション。真っ先にコースインしたのは今週末厳しい展開となっているウィリアムズのランス・ストロールとセルゲイ・シロトキン。マクラーレン勢はミディアム、フォース・インディア勢はソフトタイヤで走行をスタートさせた。マックス・フェルスタッペンも無事にコースインしている。
Q1をトップで通過したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。冬季テストで自身が記録した非公式のラップレコード(1分17秒182)を早くも上回る1分17秒031を記録した。2番手にはマックス・フェルスタッペン、3番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続く展開。
終了間際にはランス・ストロール(ウィリアムズ)がスピンを喫してクラッシュ。セクター3でイエローフラッグが振られてセッションは終了。セルゲイ・シロトキンも18番手にとどまり、中国、バーレーンに続いて3戦連続でQ1敗退。その他、セッション中にギアボックスに不具合に見舞われたニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、マーカス・エリクソン(ザウバー)がノックアウトとなった。
【Q2】
15分間のQ2セッション。上位ドライバーはソフトタイヤでタイムアタックを実施。セバスチャン・ベッテルが1分16秒802と1分16秒台に突入してトップで通過。2番手にキミ・ライコネン、以下、メルセデス、レッドブルの順でトップ6。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が今季初のQ3進出を果たした。
Q2ではストフェル・バンドーン(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)、フォース・インディアの2台、シャルル・ルクレール(ザウバー)が脱落した。
【Q3】
12分間のQ3セッション。1回目のアタックではルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分16秒491でトップ。2番手にはマックス・フェルスタッペン、3番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢が続き、フェラーリ勢はミスもありタイムが伸びない。
2回目のアタックではリカルド、フェラーリ勢、アロンソ、サインツがソフトタイヤでアタック。最終的にルイス・ハミルトンが1分16秒173を記録してポールポジションを獲得。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。
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