フェルナンド・アロンソ F1 オーストリアGP
フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGPのオープニングラップで追突してきたダニール・クビアトのミスはF1での将来への焦りからくるものだと考えている。

12番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、10番手で1コーナーに進入していたが、タイヤをロックさせたダニール・クビアトに追突されてスピン。

アロンソはその勢いでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に追突し、両者はマシンにダメージを負ってリタイアに至った。

ダニール・クビアトには、その事故を引き起こしたことに対してドライブスルーペナルティが科せられた。

ダニール・クビアトの行為は初歩的なミスだったと感じているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね。そう思う」とコメント。

「もちろん、「中団からのスタートは常に難しいものであることはわかっているけど、レースの最初の数メーターで、追加で数メートルのゲインを得ようとする必要はない」

「後ろのドライバーは、時々、彼のシートや将来を証明する必要がある。彼らはあまりに多くのリスクを冒しすぎることがある」

フェルナンド・アロンソは、自分とマックス・フェルスタッペンをリタイアに追いやったことを考えれば、ダニール・クビアトに科せられたドライブスルー・ペナルティは甘かったと感じている。

「もちろん、最初のコーナーでのことだし、後続のドライバーがあまりにも速いスピードで1コーナーに進入して、僕のレースが台無しになった。僕たちはレースカーではなく、ここでみなさんと話しているし、ドライブスルーはちょっと軽すぎるペナルティかもしれない」

レースを最下位16位で終えたダニール・クビアトは、追突は前が混乱したことでフェルナンド・アロンソが早めにブレーキを踏まなければならかったことによる結果だと主張している。

「僕の前で何が起こっているのかあまり見えなかった。フェルスタッペンも問題を抱えていたと思う。アロンソはそれに反応したんだと思う」とダニール・クビアトはコメント。

「彼はそう言っているし、僕にはそれが見なかった。彼は一歩退いた。その一方で僕は自分のリファレンスでブレーキをかけて、フェルナンドがマージンをとっているのが見えた」

「修正しようとしてホイールがロックした。そのあとはその段階でのベストを願うしかない」

「そして接触は起こった。それくらいシンプルなことだ」

関連:【動画】 マクラーレン・ホンダ:フェルナンド・アロンソが接触で0周リタイア

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / F1オーストリアGP