フェルナンド・アロンソ インディ500
フェルナンド・アロンソは、インディ500の準備が、マクラーレン・ホンダの厳しい2017年F1シーズンのスタートを良い意味で“リセット”させてくれたと語る。

フェルナンド・アロンソは、先週アメリカを訪問。インディカーのレースを観戦した後、アンドレッティでシート合わせを行い、ホンダのシミュレーターでインディカーを走らせた。

今週のF1ロシアGP後、フェルナンド・アロンソは5月3日(水)にオーバルでインディカーをテストする。

フェルナンド・アロンソは、それらインディ500への準備作業が、マクラーレン・ホンダの現在の苦境に対する良い気晴らしになったと語る。

「新しいことを学ぶという点では助けになるね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「ちょっと気持ちをリセットできた。ある意味でまたルーキーなので、エンジニアとの議論やシミュレーターで1周につき0.1や0.2mphを縮めていくことにとてもオープンでいられる」

「ラインなど、とても小さな違いを要求される。まったく新しいことだし、かなり面白い。バーレーンからここまでの2週間は、バーレーンの落胆などを考えたり、振り返る代わりに、とても忙しく過ごしていた」

「それによって、うまくやりたいというモチベーションとともにここに来ることができた。レースをフィニッシュして、シーズン初ポイントを獲得したいね」

「でも、今、レース間の日々がかなり忙しいのは、頭にとってはいいことだ」

フェルナンド・アロンソは今年ここまでまだレースを完走していない。ソチのレイアウトはホンダのパワー不足のパワーユニットには引き続き厳しい週末が予想される。

ただ、フェルナンド・アロンソは、F1という本職に戻ることは“それほど難しいことではない”と語る。

「ここのルーティンはわかっている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「クルマのことはわかっているし、限界までプッシュする方法やタイヤもわかっている。今回のレースで僕たちが持ち込むいろいろな改善、エンジニアとの会話や戦略ミーティングなど、すべてのことがノーマルだ。通常の一日と変わりはない。明日クルマに飛び乗って、3~4周後に100%を出すことは難しいことではない」

「大きな挑戦は、来週アメリカに戻って、あそこで速く走ることだ。楽しみにしているし、僕自身にとっても良いテストだ。本当にモチベーションを高まっている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ