フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、自分がF1マレーシアGPでのセバスチャン・ベッテルの状況だったら、チームオーダーを尊重しただろうと主張した。

F1マレーシアGPでセバスチャン・ベッテルがチームオーダーを無視したことについて、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「フェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンがその立場だったら、彼らも同じことをするだろう」と Sky Sports News に述べていた。

だが、フェルナンド・アロンソは、ドライバーは、チームの要求に応えなければならないと考えている。

「今までそのような立場にいたことはないけど、僕ならポジションを維持したと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「結局のところ、チームが給料を払っているわけだし、少なからず、彼らが要求することはやらなければならない」

「あなたはジャーナリストだし、新聞記者ではない。画家ではないので、壁にペイントを始めることもない。ゴールキーパーは、フォワードとしてプレーすることはできない」

「僕たちにはみんなそれぞれの任務があるし、常にそれを尊重するべきだと思う」

2010年のF1ドイツGPでフェルナンド・アロンソに勝利を手渡すように指示された経験のあるフェリペ・マッサは、状況が正しければ、チームオーダーは許容できるものだと述べた。

過去にも、フェリペ・マッサは、2007年のF1ブラジルGPで2回目のピットストップで故意にスローダウンし、当時のチームメイトであるキミ・ライコネンのワールドチャンピオン獲得をアシスト。だが、2008年のF1中国GPでは、キミ・ライコネンがフェリペ・マッサに順位を譲っている。

「適切な瞬間での知性のあるチームオーダーであれば、僕はチームオーダーには反対ではない」とフェリペ・マッサはコメント。

「多くのドライバーを助けてきた。キミのワールドチャンピオン獲得を助けるため、フェルナンドがチャンピオンシップを争っていた去年の重要なレースでもね」

「チームオーダーに関しては、知性のあるタイミングであれば、問題はない。でも、あまり知性があると思えない場合は、好ましくはないね」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ