F1 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ
アレクサンダー・アルボンは、日産とのフォーミュラE契約を解消。今後数日でトロロッソ・ホンダの2019年のF1ドライバーとして発表される見通しだと報じられている。

今年、F2でタイトル争いを繰り広げたアレクサンダー・アルボンだが、アブダビでの2レースで1ポイント獲得に留まり、ランド・ノリスに抜かれたランキング3位でシーズンを終えた。

過去数週間、トロロッソ・ホンダの2019年のダニール・クビアトのチームメイト候補として報じられてきたアレクサンダー・アルボンだが、日産e.damsと結んだ複数年のフォーミュラE契約がネックとなっていた。

しかし、情報源によると、アレクサンダー・アルボンは日産との契約を解消して法的にフリーになったため、トロロッソ・ホンダとの契約が可能になったという。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがトロロッソ・ホンダのシートを獲得することを確認することを拒否しているが、2012年にレッドブルのジュニアプログラムを外された頃よりも見通しは良くなっていることを認めた。

アレクサンダー・アルボンがトロロッソ・ホンダのシートを獲得した場合、ブレンドン・ハートレー、ダニール・クビアトに続いて、以前にレッドブルのプログラムから外された後にシートを獲得する3人目のドライバーとなる。

アレクサンダー・アルボンについて質問されたヘルムート・マルコは「何もフィックスはしてない」と Autosport にコメント。

「彼は我々が検討している候補者のひとりだ。ダニールと同じようなものだ。彼ははるうかに成熟したし、とても良いレースをしている。それは彼にポテンシャルがあることを示している」

ヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンの日産との契約がすでに解消されたとの報道にはコメントは控えたが、解決しなければならない問題はレッドブル側ではなく、アレクサンダー・アルボン側にあったことを示唆した。

「我々は日産とは契約していない。彼が解決しなければならないことだ」とヘルムート・マルコはコメント。

トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、2018年のアレクサンダー・アルボンに感銘を受けたと明かす。

アレクサンダー・アルボンは、最終戦アブダビまで2019年にウィリアムズでF1デビューが決定しているジョージ・ラッセルとタイトルを争っていたが、レース1のスタートでエンジンをストールさせたことが響き、優勝したジョージ・ラッセルがタイトルを獲得している。

「私が知っている限り、まだ契約にサインされていないし、それが実現すれば、すぐにレッドブルが発表することになるだろう」とフランツ・トストはコメント。

「確かにアルボンは候補者のひとりだ。彼はシーズンを通して非常に優れたパフォーマンスを示していた。彼はトップ3で終えたが、残念ながら、ノリスの方が彼よりも多くのポイントを獲得した」

「クラッチの問題によってエンジンがストールしたのは不運だったが、彼はレースでキャッチアップしていた。彼が我々のドライバーになるかどうか見てみるつもりだ」

トロロッソ・ホンダは、今週のアブダビテストでダニール・クビアトとショーン・ゲラエルを起用することを発表している。

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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / トロロッソ / フォーミュラE / 日産