トヨタ F1
トヨタ・モータースポーツ有限会社(TMG)は、トヨタのF1撤退以降のエンジニアリング事業への転換の成功に満足していると述べた。

トヨタがF1から撤退した後もトヨタのモータースポーツ設備は解体にはならず、ピレリのF1タイヤ開発テストへのマシン提供から新たな電気レーシングカーや自動車産業のための多くのハイテクプロジェクトまで業務を多様化させてきた。

「我々にとって飛躍的な一年でした」とTMGのビジネツ開発ゼネラルマネージャーを務めるイエンツ・マークアートは年次報告のなかで述べた。

「F1活動を終えた2009年11月には多くのチャレンジに直面したましが、我々は勇気と楽観主義でそれらに対処しました。現在、我々のハードワークは結果を生んでおり、この12カ月間を満足感とともに振り返ることができます」

パスカル・バセロンもシャシーエンジニアリングのゼネラルマネージャーとしてTMGに留まった。

パスカル・バセロンは、同社がF1スキルとテクノロジーがモータースポーツ以外のアプリケーションに容易に転換できることを証明したと述べた。

「我々のF1活動による遺産は、考えられるあらゆる自動車開発ツールを備えた設備とそれらを最大限に生かすことができる高いスキルをもったエンジニアのグループです」とパスカル・バセロンは述べた。

「初めて施設を訪れ、適切にプロセスを理解している経験豊富なエンジニアの反応を見ることは素晴らしいことです」

「F1エンジニアリングは、非常に狭い専門分野とみなされていたと思います。しかし、我々の顧客は、我々のエンジニアリングの専門技術と利用できる機材の多様性に非常に感銘を受けています」

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カテゴリー: F1 / トヨタ