アイザック・ハジャー F1まで導いてくれたヘルムート・マルコには多くの借り」
アイザック・ハジャーは、RBドライバーとして契約するためにヘルムート・マルコが訪れてくれたことに「感動的」な気持ちになったと語り、マルコには「多くの借りがある」と述べた。

F2で2シーズンを過ごしたアイザック・ハジャーは、レッドブルが2025年シーズンに角田裕毅とともにレーシングブルズの2番目のシートに彼を起用したことで、モータースポーツの頂点で戦う機会を得ることになった。

現在、F1ルーキーシーズンに向けて準備中のハジャーは、ここ数か月の間、ヘルムート・マルコがどれほどサポートしてくれたかを最近明かした。

実際、レッドブルのアドバイザーであるマルコは、ハジャーの夢が正式に叶った瞬間を目の当たりにするために、はるばるイタリアまで足を運んだ。

「ヘルムートがわざわざイタリアまで来てくれて、僕の契約書にサインしてくれたことは本当に感動的だ」とハジャーはCanal+に語った。

「彼には本当に多くの借りがある。彼との関係は、単なる上司と部下の関係を越えている」

ハジャーは2021年にレッドブル・アカデミーに参加し、昨年はリザーブドライバーとなった。 レッドブルのドライバーであるセルジオ・ペレスとダニエル・リカルドのふたりが期待外れだったため、ハジャーはすぐにF1入り候補のひとりとなった。 F2では話題をさらい、ガブリエル・ボルトレトに22.5ポイント差の2位でフィニッシュし、チャンピオンシップをほぼ手中に収めた。

その後まもなく、ハジャーがレッドブルに昇格したリアム・ローソンの後任となることがRBから発表された。フランス系アルジェリア人ドライバーのコメントによると、マルコは彼を最も支援する人物の一人であった。

「うまくいっていないときでも、彼は僕を批判したりはしない。彼は僕を一人の人間として、そして僕のスポーツへの取り組みを尊重してくれている」とハジャーは語る。

しかし、F1は全く異なる、時に残酷な環境である。ドライバーが結果を出せなければ、クビを切られる。ハジャーは、このことを他の多くの人よりもよく知っているはずだ。

アイザック・ハジャー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

ハジャーは、常にヘルムー・マルコの目を気にしなければならないだろう
マルコは引き続きハジャーをサポートするが、20歳のドライバーが最初の数レースでスピードを上げられなければ、プレッシャーがかかることになる。オーストリア人のアドバイザーは過去にも、ピエール・ガスリーやニック・デ・フリースなど、レッドブルのドライバーの中で目立った活躍ができなかった数人のドライバーに対して非常に辛抱強く接してきた。

ハジャーは、初日から最高のパフォーマンスを発揮するのは難しいと認識していた。しかし、少し経験を積めば、すぐにコツを掴めるだろうと自信を持っているようだった。

「最初のレースは難しいだろうけど、落胆しないようにしなければならない」とハジャーは続けた。

しかし、当初から彼の目標は、2025年に5シーズン連続でRBの姉妹チームで走るチームメイトの角田裕毅を打ち負かすことだ。

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB