ゲルハルト・ベルガー(トロ・ロッソ)
トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーがトロ・ロッソの来シーズンを語った。セバスチャン・ベッテルがレッドブルに昇格し、セバスチャン・ブルデーの成績が低迷しているため、トロ・ロッソの2009年のシートは大きな注目を集めている。

ゲルハルト、セバスチャン・ベッテルは結果そしてメディアの関心という点でチームを導いています。彼が去ることはどれくらい辛いですか?
もちろん、メディアの関心は重要だ。だが、もっとも重要なことはチームのパフォーマンスだ。セバスチャンは、適切な環境に戻してすのに、大いに助けとなっている。我々は昨年、スコット・スピードとトニオ・リウッツィに本当に苦労した。でも、彼はチームができることを証明してくれたし、我々やエンジニアといったみんなに素晴らしい状態にしてくれた。それは大きな前進となった。彼を失うことは本当に残念だ。チームにはシーズンの終わりに彼が去るのを知って悲しまない者はいない。一方で我々はレッドブルから多くを得ている。レッドブルなしではトロ・ロッソはないんだ。だから、彼をチームにとどまらせたいけど、お返しができるのは良い気分だ。

コックピットの1つが空いていますが、後任は決まっていますか?
我々がまず注目するのは、間違いなくレッドブル・ヤングドライバー・プログラムだし、そうするつもりだ。でも、まだまだ準備はできていない。本当に現段階では私の頭の中はリストはない。なにがどこで起こるかを見守っているので、この人やあの人と言うことはできない。おそらく、そのあと新しいチャンスを得るだろう。

どのように決定するんですか?あなた自身で決めるのですか?それともレッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツに相談しますか?
あらゆる人が意見をもたらすだろう。そのあとディディと私でチームにとって正しい道を探すつもりだ。最終的に、最後の決定はレッドブルから来る。我々がすべてのリソースを得ている場所だし、彼がしたいと思うことを聞くのは当然だ。

セバスチャン・ブルデーについてはどうですか?彼はF1レースへの転向はかなり困難なことだと気づいたようです。これには驚きましたか?あなたは彼の“チャンピオンの精神”で彼を雇いましたね・・・
F1では誰かを判断し始める前に半年の時間を与えなければならない。半年が過ぎ、彼は今、彼の才能を証明しなければならない状況にある。彼に対して既に明確な意見を持っているとは言わないが、セバスチャン・ベッテルは数レース先にスタートし、半年でとても良いパフォーマンスを見せている。だから、我々はセバスチャン・ブルデーが後半どうか見なければならないだろう。正直なところ、この瞬間に意見の言い回しに引き込まれたくはない。

しかし、来シーズン彼はトロ・ロッソに固定されていますか?
いいや。オープンだ。

これまでのシーズンには満足していますか?DNFが多いですか?
我々は古いクルマでスタートしたけど、それはプログラムの一部だったし、最終的には素晴らしいシーズンとなっている。確かにもっと多くのポイントがあればいい。うまくいけばもっと獲れる。しかし、私の考えでは、今トロ・ロッソが成し遂げていることは明らかに期待以上だよ。

まだSTR3を改善していますか?
我々はまだマシンの作業をしているし、まだ6レースある。良いシーズンのフィナーレへ向かっていると確信している。1つのサーキットは我々にとって難しくなるだろう。それはシンガポールで、ダウンフォースが理由だ。しかし、残りのトラックは我々にとって申し分ないだろう。先週のバレンシアで非常にはっきりと証明したようにね。

2009年のレギュレーション変更はトロ・ロッソのような小さな独立チームにはどうですか?
小さなチームでは、あまり多くの影響力がなく、あまりすることはないので、ただ仕事をするだけだよ。好転できることがあまりないんだ。ただレギュレーションを読んで、それを行うよ。

レッドブルはKERSについての懸念を集めました。あなたのスタンスはどうですか?2つの多少荒れたチーム代表会議があったようですが・・・
非常に単純なことだ。私はKERSを理解している。しかし、KERSの代金を払わなければならない。我々は単にそうする予算がない。だから、単にコストの理由で、ない方が良いね。

以前のインタビューであなたは、レッドブルからトロ・ロッソを分けることはたいしたことではないと言いました。イタリアへ何人かのスタッフを再配置することです。スケジュールはどうなっていますか?
進んでいるよ。中間くらいと言えるだろう。我々はコンスタントにインフラを改善しており、良い状態だと思う。

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カテゴリー: F1 / トロロッソ