ミハエル・シューマッハ
ミハエル・シューマッハの医療記録が盗まれた事件に関与したと思われる男性が、拘束されていた独房で首をつって死亡しているのが見つかった。

被疑者とされる男性の名前は明らかにされていないが、スイスの航空救助サービス「Rega」に勤務していた人物とされている。

Regaは、ミハエル・シューマッハが6月16日(月)にグルノーブルからスイスの病院に転院した際の移送に関わった。

チューリッヒ検察当局の声明によると、被疑者は6日(水)の朝に独房内で死亡しているのが発見されたという。彼はその前日に患者のプライバシーと医療守秘義務違反の疑いで逮捕されていた。男性は容疑を否認していた。

なお、男性の死亡に第三者が関与した形跡はないとしている。

ミハエル・シューマッハがスイスに転院してまもなく、マネジャーを務めるザビーネ・ケームは医療ファイルが盗難に遭ったことをしていた。

報道によると、医療ファイルは、ミハエル・シューマッハの容体についてのサマリーとされ、様々なメディアに6万スイスフラン(約600万円)ほどの金額で売りに出されたという。

ミハエル・シューマッハの医療ファイルは、移送に関与した全ての医療チームと救急チームの間で共有されていた。

しかし、問題の医療記録が公開されることはなかった。

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ