ザウバー
ザウバーのテクニカルディレクターであるジェームス・キーが、小林可夢偉7位、ニック・ハイドフェルド8位という結果を成し遂げたF1日本GPの戦略を振り返った。

今年、レース後半に可夢偉が新品のオプションタイヤでチャージをかけるのを観るのは2度目です。彼のオーバーテイクの能力が、今回の戦略が働くと確信させたのですか?
ある程度はそうだと言える。正直、グリッドポジションが逆だったら、我々はニック・ハイドフェルドに同じことをしていただろう。

終盤にソフトタイヤでのバンザイ・ランはやってみる価値があった。周りのドライバーと同じ戦略だったら、彼が際立ったスタートをしない限り、我々がいた場所のままだっただろう。可夢偉とともに違うことをしなければならなかったし、彼は我々がやらなければならなかったことをしてくれた。

マシンにダメージがありましたが、彼は少しも躊躇っていませんでしたか?
いいや。我々は非常に注意深く数値を見ていた。わずかに空力バランスが変っていたが、ラップタイムに不利益は生じていなかった。温度も少しウォッチしなければならなかったが、基本当にパフォーマンスはかなり良かった。

可夢偉のドライブの何を整えたのですか? 予選はそれほど良くありませんでしたが、彼はレースでそれを補っていました・・・
彼が鈴鹿のあらゆる場所でしたオーバーテイクは素晴らしかった。予選は残念だった。彼はかなり良いラップをしていたが、シケインでミスをした。Q3に進めたかもしれない。多くの人がそう言うと思うが、彼はそのときニックの上にいたし、ニックは通過目前だった。レースはよりコントールされており、パフォーマンスも良かった。クルマはレースでの方が良かったし、可夢偉はレーサーだ。

ニックは復帰からたった2戦でポイントを獲得しました。予想していたよりも早かったですか?
ニックは今週末かなりの多くのことを見い出していた。予選が延期になり難しい週末だったが、彼はオプションを働かせることができていたし、タイヤについて多くを学んでいた。彼は今週末多くのことを学んでいたし、それが彼にやってもらいたかった仕事だ。彼はコントロールされたレースをしていた。序盤に引っかかってしまいタイヤも傷んでいたので、計画よりも早く彼をピットインさせた。彼は本当に良いレースをしていた。

金曜日以降のセットアップ変更は、マシンのフロントへのアップグレートをより効果的に働かせるために実施したのですか?
我々が施した変更は効果的だった。フロントウイング自体は金曜日に走行したものと同じだし、実際の変更はドライバーが言っていたことを変更させるためのメカニカルなものだった。それがレースでうまく働いたと思う。彼らには考える時間があったのでドライバーの要因もあるが、確かにクルマはに日曜日の方が運転しやすかった。

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム