ランド・ノリス 2025年F1シーズンに「マクラーレンは言い訳できない」
ランド・ノリスは、昨シーズンのコンストラクターズチャンピオンシップでの成功を基に、2025年には両タイトル獲得を目指すマクラーレンは「言い訳はできない」と主張している。

2024年からドライバーラインナップを維持しているのはグリッド上の2チームのみ(もう1チームはアストンマーティン)であり、ノリスとチームメイトのオスカー・ピアストリは、再びランキング首位の座を確保できると自信を持っている。

ランド・ノリスはマックス・フェルスタッペンにドライバーズ・チャンピオンシップの獲得を逃したけど、マクラーレンはフェラーリとレッドブルに勝利してコンストラクターズ・タイトルを獲得した。そして今シーズン、両チャンピオンシップを獲得する最有力候補としてマクラーレンを支持する声も多い。

ライバルたちは、2026年に大規模なレギュレーション変更が実施される前の最後の年にあらゆるチャンスを活かそうとしているけど、マクラーレンはオーストラリアでの開幕戦からトップを走ることを強く望んでいる。

ランド・ノリス マックス・フェルスタッペン2024年、ノリスはフェルスタッペンに63ポイント差をつけられてドライバーズタイトルを逃した。

「昨年を経験した今、僕たちはある意味で言い訳ができない」と2025年シーズンを両選手権のタイトル獲得を目指してスタートするかどうかを尋ねられたノリスは語った。

「過去にも僕たちはそれなりの成績を収めてきた。今年はもう隠し立てするものはないと思う」

「昨年、僕たちにはトップで戦い、ベストになるために必要なものすべてが揃っていることを証明した。もしシーズン開幕時に僕たちがトップでなければ、それは僕たちが十分な力を備えていないということだ。しかし、僕たちはそんな風には考えていない」

「昨年、僕たちふたりは、お互いに、そして自分自身に対して、自分たちが何ができるのかを証明したと思う。勝利とチャンピオンシップを争うことができるマシンを手に入れれば、それを最大限に活用できる」

「僕たちは2人とも、準備は万端で、挑戦に興奮している。チーム全体が僕たちを支えてくれている。 プレシーズン前には、過去には自分たちが先走りし過ぎていたかもしれないけど、今回はそうはしない。でも、静かな自信を持っている」

ランド・ノリス マクラーレンノリスとピアストリは、1998年以来となるマクラーレンのコンストラクターズタイトルを獲得した。

バーレーンでのプレシーズンテストの後、24レースという過酷な日程がパパイヤチームにライバルたちを寄せ付けず、昨シーズンの6回のグランプリ勝利を上回るチャンスを与える。

そのうち4回を獲得したノリスだけど、ドライバーズタイトルを逃すことになった原因と見られるミスについて懸念しているわけではない。F1 75 Liveを前にして、彼は継続的なプレッシャーが自分を成長させるのに役立つと説明した。

「僕たちに対する注目度が高まり、僕たち一人一人に対する期待も高まるだろう。僕たちは皆、それを認識し、受け入れている。多くの人々はプレッシャーを悪いものだと考えているけど、僕にとってはまったく逆で、良いものなんだ」とノリスは語った。

「プレッシャーがある方けど、僕はずっと良い結果を出せる。今でも緊張はするけど、最高のパフォーマンスは、プレッシャーがある時に発揮できることが多い」

「昨年は良い年だったけど、いくつかの分野で改善が必要なことは明らかだった。特にマックスとの戦い方についてはね。でも、今シーズンは彼とばかり戦うわけではない。レベルアップする準備はできているよ」

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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム