ザウバー KERS
ザウバーは、2011年にKERSを搭載するかどうかを決定していない。

2011年からは最低重量が640kgに引き上げられ、重量配分も固定されるため、KERSの不利な点は解消する。

2009年はKERSを搭載しなかったフォース・インディアは、オトマー・サウナウワーCEOが「KERSを搭載する以外の選択肢はない」とKERSを搭載する予定であることを明らかにしている。

ビッグチームの大半はKERSを搭載し、新規3チームは搭載を見送るとされるなか、ザウバーとトロ・ロッソが来年KERSを使用するかはまだ明らかになっていない。
ジェームス
ザウバーは、まだC29の開発を行っているものの、すでに2011年マシンであるC30の開発にも着手している。

しかし、テクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、またKERSを搭載するかは決定してないと語る。

「可能性は確かにある。しかし、評価しているところであり、決定はもう少しあとになるだろう」

チームオーナーのペーター・ザウバーは、2009年にBMWザウバーが開発し、レースで使用したKERSは「冷却システムにあまりに多くの不利な点がある」ため使用しないとしている。

ザウバーが2011年にKERSを搭載する場合は、エンジン供給もとのフェラーリを通してマニエッティ・マレリのKERSシステムを100万ユーロで購入するとみられている。

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F1 2011年 : マシンの前後重量配分を規定 - 2010年7月5日
KERS (運動エネルギー回生システム)

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム