マックス・フェルスタッペン レッドブルF1との契約から“マルコ条項”を削除
レッドブルF1のアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの契約に盛り込まれていた話題の契約解除条項が削除されたことを明らかにした。

レッドブルと2028年までの契約を結んでいるフェルスタッペンだが、昨夏、クリスチャン・ホーナーのスキャンダルによりレッドブル・レーシングが崩壊の危機に瀕した際には、マルコのチームでの将来についてメディアが憶測を呼んだ。

16歳でチームの若手ドライバー育成プログラムに採用されたフェルスタッペンは、ベテランの支援にいち早く名乗りを上げた。

「ヘルムートにはとても敬意を抱いているし、一緒に成し遂げてきたことにもね。それはとても大きなことなんだ」とワールドチャンピオンであるフェルスタッペンはジェッダでのレース週末に語った。

「もちろん、彼に対する僕の忠誠心はとても大きいし、チーム内の誰もが、そしてチームの上層部も、彼が今後もずっと私の意思決定において重要な役割を果たすことを理解している」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

この時点で、ヘルムート・マルコがレッドブルを離れる場合、マックス・フェルスタッペンの契約にチームを離れることを許可する条項があることが明らかになった。

「私はフェルスタッペン一家とは長い付き合いだ」とマルコはDe Telegraafに語っている。

「フェルスタッペン一家は特別だ。そして、彼らが誠実であることは確かだ。彼らを信頼できる」

「もちろん、私にとってマックスのこの言葉はとても嬉しい。彼は世界屈指のスポーツマンであり、多くの収入を得ているが、何よりも自分の信念を貫いている。それは彼が14歳の頃から変わっていない」

「マルコ条項」がフェルスタッペンの契約から削除されたことを確認したヘルムート・マルコは、「その条項は変更または削除され、近い将来に成功する企業としての基盤を築くことになった」と述べた。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング