ザウバー
ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、事実上チームがロシアの団体によって買収されたとの報道を否定した。

チームの売却も除外してなかったザウバーだが、15日(月)にロシアの3企業とスポンサー契約を結んだことを発表した。

そのニュースは、ザウバーがロシアによって“救済された”と報じられたが、モニーシャ・カルテンボーンは「チームは売られていません」と Autosprint に主張している。

また Speed Week は、モニーシャ・カルテンボーンとペーター・ザウバーが意思決定の舵をとるという既存の構造に変化はないと報じた。

しかし、20 Minuten は、ロシアのザウバーへの投資は1億7000万ドル(約170億円)に上ると報道。これにより、チームの負債とサプライヤーへの未払いが全て解消されると報じた。

だが、Aargauer Zeitung は、「そのお金はどこから出てくるのか?」と懸念を示している。

実際、いくつかの報道では、今回の契約はロシアのウラジミール・プーチン大統領と密接に関わっており、ザウバーが発表した3つの企業は見せかけの組織に過ぎないとの見方がなされている。

Blick は「お金がどこから来るのかは重要ではない重要なのはそれが入ってくるということだ」と報道。

だが、スイスの放送局 Schweizer Radio und Fernsehen は「この物語の全容は、行き止まりで終わる可能性がある」と警告している。

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム