F1 アブダビ 若手ドライバーテスト
F1若手ドライバーテストが7日(水)、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで2日目を迎えた。

2日目のトップタイムを記録したのは、レッドブルから参加したアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ。61周を走行したダ・コスタは、1分42秒679をマークした。

2番手タイムは、マクラーレンから参加したオリバー・ターベイ。3番手にはロータスから参加したエドアルド・モルタラが続いた。

4番手には来季のザウバーのレースシート昇格が噂されるエステバン・グティエレスが記録。この日最多となる93周を走行し、トップから0.8秒差の1分43秒486をマークした。グティエレスは明日のザウバーでテストを担当する。

5番手タイムは、午前中にマクラーレンを走らせたゲイリー・パフェット、6番手にはトロ・ロッソから参加したジョニー・チェコットJr、7番手にはケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが続いた。

ちなみに2012年のF1アブダビGPのポールタイムは、ルイス・ハミルトンの1分40秒630。

F1 アブダビ若手ドライバーテスト 2日目

順位ドライバーコンストラクターズベストタイム周回
1アントニオ・フェリックス・ダ・コスタレッドブル1分42秒67961
2オリバー・ターベイマクラーレン1分43秒17662
3エドアルド・モルタラロータス1分43秒41875
4エステバン・グティエレスザウバー1分43秒48693
5ゲイリー・パフェットマクラーレン1分43秒77141
6ジョニー・チェコットJr.トロ・ロッソ1分44秒56976
7ギド・ヴァン・デル・ガルデケータハム1分46秒10672


アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ (レッドブル)
「今日も良い一日だった。再び多くの走行距離を走り込めたし、僕にとってもチームにとってもいいことだと思う。シーズン残り2レースで、今日のようなテストに完璧なコンディションな日の場合、チームはきっとそれを最大に生かす必要があるだろうし、今日の僕たちはそれができたと思っている。最高の経験になったし、いろいろと手助けしてくれたチームのみんなに感謝したい。僕も彼らの役に立てていることを願っている。これから今後に集中していく。一番賢明なのは、来年のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズにフル参戦することだろう」

エドアルド・モルタラ (ロータス)
「素晴らしい時間だったし、このチャンスを与えてくれたロータスF1チームのみんなに感謝している。全てのラップを楽しむことができた。同時に、かなりタフでもあったけどね。僕が乗っているのはかなり遅いマシンだし、最初の数周は驚くべき経験だった。一日を通して徐々に改善することができたし、僕の進歩はとても良かったと思っている。トラックに出るたびに少しずつ良くなっていった。チームが予定していたテストプログラムを完了できたし、彼らのシーズンに貢献できたことに満足している。今日は僕の人生で最良の一日だ」

エステバン・グティエレス (ザウバー)
「午前中のセッションは多くの異なるものをテストしたので非常に興味深かった。エンジニアに適確なフィードバックを伝えられたことを願っている。インドでクルマに乗ったばかりなので、KERSやDRSといったあらゆるシステムの扱いにはより自信を感じられた。午前中のセッションはハードタイヤしか使わなかったんだけど、午後はソフトコンパウンドとミディアムでの走行を楽しんだ。トラックの最終セクター、特にターン20ははちょっとトリッキーだ。まだそこではこれ以上プッシュする自信が持てていない」

ジョニー・チェコットJr. (トロ・ロッソ)
「まずなにより、今回のチャンスをトロ・ロッソに感謝したい。去年、ここアブダビでテストに参加した後、F1マシンに戻り、走行距離を重ねられたのは素晴らしいことだ。うまくいったし、チームとの作業も楽しかった。プロ意識のレベル、マシンのシステムの数、チームで働く人々の数にはいつも感動する。それに、歴史の一部とも言える名前のフェラーリエンジンで走られたのも嬉しかった」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ (ケータハム)
「アブダビで素晴らしい2日間を過ごすことができた。昨日そして今日、若手テストで走るチャンスを与えてくれたチームに感謝したい。今日は初日よりかなり多くのラップを走れることができた。午前中は空力作業を実施し、異なるセットアップで走った。チームに大量のデータをもたらすことができたので、シーズンの残り2レースのために役立つはずだ。午後はロングランに切り替えてタイヤマネジメントや異なる燃料搭載量でのクルマの挙動を調べた。僕たちが果たした進歩に満足している。セッション終盤にはソフトタイヤを装着して数周できたし、FP3でやるようなパフォーマンスに近づけたと思う。クルマには予選より多くの燃料が積まれていたけど、最終的なポジションには満足している。次はブラジルのFP1だ。僕にとってはまた新しいトラックだけど、このトラックや今年他のFP1で記録したタイムを考えると、僕にとって良いセッションになると思う。オースティンでは、チームとしてレースドライバーのために最大限の走行時間を使う必要があるので僕はFP1に参加しないけど、レースにはリザーブドライバーとして帯同する。現地に行くことを本当に楽しみにしている。素晴らしい週になるだろう」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果