マクラーレン BMWのF1エンジン部門に興味
マクラーレンが、今シーズン末にメルセデス・ベンツと別離することを検討中だという噂が流れている。

ドイツの“Auto Motor und Sport”は、マクラーレンの会長で元チーム代表であるロン・デニスが、マクラーレンが独立したシャシーとエンジンのコンストラクターになるために、撤退を表明しているBMWのF1エンジン部門を買収する計画していると報じている。

ロン・デニスは、メルセデス・ベンスの優先チームでなくなることを嫌っているとさられて、またこの計画が実現すれば、メルセデス・ベンツはブラウンGPとのパートナーシップを強化することができるようになる。

マクラーレンは、共同出資者であるメルセデスとのエンジン契約があと2年残っているが、ロン・デニスは新しいMP4-12C乗用車プロジェクトのように、メルセデス・ベンツなしでもやっていけると自信を持っているようだ。

同誌は、BMWも適切な価格でF1エンジンプログラムを売却することに関心を持っており、ロン・デニスはすでにミュンヘンの本部に接触した可能性があると報じている。

また、バーレーンの投資家が新しい独立エンジンプログラムを支援するためにマクラーレンとの関与を高めるとも噂されている。

しかし、マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは「BMWのエンジンを購入する予定はない」とこの噂を否定している。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム