マクラーレン F1
マクラーレンは、マシン開発のアプローチを変更。問題の多いMP4-24の改善において、できるだけ早く新しいパーツを投入するという“下手な鉄砲も数撃てば当たる”的なやり方から、もっと熟考したアプロートを採ることに決定した。

マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは「シルバーストンの週末から教訓を得て、シーズン後半のための方法を再検討した」と語る。

ウィットマーシュは、シーズン前半は方針を熟考して成果を得るというより、できるだけ早く新しいパーツを搭載することに注力していたと感じていると語る。

「我々は、そのバランスを正しくとれていなかった。分析にばかり偏って、直接的な実用性に十分な時間をとっていなかったと思う」

「『あれは何だ?どのように働くはわからないけど、他のマシンにも付いているし、我々のマシンにも付けてみよう!』というのは古いアプローチだ。そういう方法も必要だし、今でも少しそれを適用している」

マクラーレンは、実用的なアプローチを採ることに決めたため、ドイツGPまでに風洞で劇的な突破口が見つかれなければ、大幅なアップデートを急がないという。

代わりに、フロントウィングの改良など、マシンのフロント部分の改善に焦点を置く予定であるという。

マクラーレンは、ヨーロッパGPの後に大幅なアップグレードを予定しているとみられている。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム