マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダは、F1カナダGPでエクソンモービルから“他の全員がやっていることとは全く異なる”新しい燃料を受け取る。

新しい燃料は、強いエンジンパフォーマンスが要求されるサーキットとなるカナダに合わせて、今シーズンのホンダのパワーユニットのために導入される最初のアップグレードとなる。

エクソンモービルのグローバル・モータースポーツ・テクノロジー・マネージャーを務めるブルース・クローリーは、燃料自体で約0.1秒のゲインを得られるだろうと語る。

「我々はカナダにホンダと取り組んできた新しい燃料を持ち込みます」とブルース・クローリーはコメント。

「新しいコンセプトであり、他の全員がやっていることとは全く異なります」

新しい燃料は現在3年目を迎える開発プログラムの一部となる。

「我々はメルボルンで以前の燃料でのエンジン数値と比較して2桁のパフォーマンス増加をもたらし、大幅な前進を果たしました。我々は今シーズンここまでその燃料を走らせてきました」

「モントリオールのための新しい燃料はおよそ1%のパワー増加をもたらします。どのサーキットかにもよりますが、概算で約5kw、もしくはおよそ0.1秒になります」

ブルース・クローリーは、新しい燃料の最もポジティブな点のひとつが、ホンダの今後の開発でさらなるポテンシャルを高められることだと語る。

「我々がモントリオールのエンジン仕様にもたらすこのテクノロジーの面白い部分は、非常にイネーブリングテクノロジー(何かを実現する技術)であることです」

「燃料技術には、エンジンハードウエアの変更と進化によって、より多くのパフォーマンスを引き出すためのポテンシャルがあります」

「我々はエンジンの燃焼システムの変更によってさらなるゲインが可能とという観点で、これを大きなブレークスルーだと見なしています」

「基本的に、我々がやろうとしていることは、ホンダが開発するための空きスペースを与えることです」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1