ニコラス・トンバジス
フェラーリでチーフデザイナーを務めていたニコラス・トンバジスが、マノーのチーフエアロダイナミシストに就任した。

ニコラス・トンバジスは1992年からF1で働いており、ベネトン、マクラーレン、フェラーリで仕事を経験。フェラーリでは2006年から2014年の終わりまでチーフデザイナーを務めていた。

マノーとの契約は直ちに有効となり、ニコラス・トンバジスはテクニカルディレクターのジョン・マキリアムの元で職務に就く。

ニコラス・トンバジスは「エキサイティングな開発段階にいるマノーF1チームの一員となれることをとても嬉しく思う」と語った。

「このチームは印象的な計画を持っており、コース上で目的を達成するために必要な全てを投資をしている。その冒険の一部となれることをとても楽しみしている。既存のデザインチームはすでに強力だ。そのような優れた人々と一緒に仕事をして、我々の前に横たわるチャンスを最大限に掴み、次の数シーズンで前進を遂げることを楽しみにしている」

ジョン・マキリアムは「ニコラス・トンバジスをチーフエアロダイナミシストとして迎えられることを非常に嬉しく思う。これによって、これまで経験と能力を完全に発揮できないでいた優秀なデザインチームの努力が増幅されるに違いない。メルセデス製パワーユニット、ウィリアムズ製ギアボックスとテクニカルパートナーシップ、そして、この新しい空力部門は、一貫してコンペティティブなレーシングカーを設計、開発する力となり、我々の長期的な目標に向けた前進となることを確信している」

マノーは、昨年末にジョン・ブースとグレアム・ロードンが離脱。チーム改革を進めている。

昨年は1年落ちのフェラーリ製エンジンで最後尾を走り続けたマノーだが、2016年からメルセデスのパワーユニットを搭載し、飛躍が期待されている。

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カテゴリー: F1 / マノー