ケビン・マグヌッセン
ケビン・マグヌッセンは、予選に出られなくなったフリー走行3回目でのクラッシュが“本当に奇妙だった”と困惑しつつ、決勝レースまでに修復できると考えている。

フリー走行3回目終盤、ケビン・マグヌッセンはターン7のウォールに激しくクラッシュ。赤旗が提示され、そのままセッションは終了となった。

この事故によって予選を逃すことなったケビン・マグヌッセンは、冷えたタイヤで異常にグリップが低かったことがクラッシュを引き起こしたと考えている。

「本当に奇妙だった」とケビン・マグヌッセンはコメント。

「すでに走っていた(タイヤ)セットだった。それらはブランケットで温められていなかった。そのまま出て行ったけど、とても滑りやすかった。前の走行では問題なかったことなので奇妙だ。でも、路面温度がとても低かったので機能しなかったのかもしれない。コーナーを立ち上がったばかりだったし、ダンプに当たって、大きくスナップして、ウォールにヒットした」

ケビン・マグヌッセンは、ウォールに当たった角度によってダメージが激しくなったと認める。

「ほぼ異なるクルマだ。全てがダメージを負った。そんなに速く走ってはいなかったけど、とても激しくヒットした。直角にね。以前に使っていたベストなシャシーに戻す予定だ。修理されるだろうし、修理されたときにはベストなシャシーになると確信している。タブはそれほどダメージを受けていないけど、修理する必要がある。サイドがかなりヒットした。クラッシュ構造だけだったけど、クラッシュ構造は修復するのにかなりの時間がかかる。それでも、修復が完了すれば、シャーシーはほぼ無傷だ」

事故にも関わらず、ケビン・マグヌッセンは、まだ良いレースができると確信している。

「そんなに酷い状況ではないと思う。たぶん僕は予選15〜16番手だったと思う。なので、それほどでもないし、雨が降れば、パーツを変更して、ピットレーンからスタートすることを自由に選択できる。問題はない。常にポジティブなことはある。雨を祈っているし、様子をみてみたい。2011年のようになったら嬉しいね。そのレースでは全員に勝つ可能性があった。優勝したジェンソンを悪く言っているわけではない。ジェンソンはそれのエキスパートだけど、僕が言っているのは、そのような状況では速さは必要ではないということだ。正しい決断をする必要があるし、ジェソンは毎回パーフェクトな決断をする」

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / ルノーF1チーム